それでも雨が降るときは

ホリスティックに発達障害とつきあう

やっぱり胃酸でしょ

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分子栄養学の講座も第15期が始まったので

受講生特典を利用して、割安でまとめて各種検査を受けました。

 

で、血液検査の結果を見たところ、

MCVの値が1年半前の前回と変わっていませんでした。

 

MCVとは平均赤血球容積のことで、この値が大きいと、

葉酸やB12不足が考えられます。

 

実は、前回、MCVの値が大きかったので、

葉酸が活性化できていないんじゃないかと推測して、

葉酸代謝遺伝子検査を受ける(こちらを参照)だいぶ以前に

活性化葉酸入りのビタミンB群サプリに切り替えていたのです。

 

それでも値が変わらないということは、胃酸不足かなと。

 

ビタミンB12は、胃壁から分泌される内因子という糖たんぱく質

結合することで吸収されるのですが、胃酸も必要です。

 

なので、前回、ペプシノーゲンの値も低めだったので、

胃酸を出すべく、梅干しやお酢などをなるべく摂るようにしていたんですが、

今回の数値を見ると、あんまり効果がなかったよう。

 

そこで、ペプシン配合のベタイン塩酸塩のサプリメントを摂ってみることに。

ベタイン塩酸塩は、胃液の酸度を調節するものとして古くから使われています。

 

摂り始めてしばらくしてびっくり。

胃だけじゃなくて腸の調子まで良くなってしまいました。

私はSIBO(小腸内細菌異常繁殖)があるようなのですが、

お腹が張ることもほとんどなくなりました。

胃酸のおかげで過剰な細菌が減ったんでしょうかね。

そんなわけで、お通じもかつてないほど健康的。色も太さも(*^_^*)。

 

消化酵素のサプリ摂ってるから、ベタインはいいか、

と思ってずっと摂ってこなかったんですが、

やっぱり足りないのは胃酸でした~(^^;)。

 

痩せ気味な私はなかなか太れなくて困っていたのですが、

ベタインを摂り始めたら、栄養の吸収が良くなったのか

体重が増え始めました。

今年は3キロ太るという目標も夢じゃないかも。

 

そもそも胃酸が出ていないとサプリ飲んでも無駄だと

さんざん講座で話を聴いてきたのに。

胃酸をナメてました、ごめんなさい。

 

ベタイン塩酸塩のサプリ、こちらです。

食事を変えてもサプリを飲んでも変わらないという人は

試してみる価値はあるかもしれません。

紹介コードが必要な方は「BBF422」をどうぞ。

 

ただし、胃炎、胃潰瘍のある人には禁忌なので、ご注意を。

 


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拙訳書:

ガイド 壮年期のアスペルガー症候群:大人になってからの診断は人生をどう変えるか

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葉酸はとにかく摂ればいい?

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先日、葉酸代謝遺伝子検査を受けてみました。

 

葉酸も大切な栄養素だと言われています。

特に、妊婦さんは胎児の神経管閉鎖障害を予防するためにも

積極的に摂ることが奨められています。

サプリメントで摂る人も少なくないかもしれません。

 

日本で売られているサプリメントのほとんどは

非活性型の葉酸なのですが、

実は、非活性型の葉酸を体内で活性型に変換できるかどうかは

人によって違います。

MTHFR C667Tという葉酸代謝遺伝子の型によって

活性型に変換する能力がぐんと落ちる場合があるのです。

 

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この能力はとても大切で、活性型葉酸代謝できないと、

メチレーションと呼ばれる代謝の歯車が上手く回らなくなるので、

さまざまな不具合が生じます。

メチレーションとはメチル基の受け渡しによって起こる一連の代謝

神経伝達物質などの生成や解毒にも関わってきます。

 

発達障害者はこの遺伝子に問題があることが多いそうで、

メチレーション回路が上手く回っていないと言われています。

 

この遺伝子にはC/C型、C/T型、T/T型の3つのタイプがあって、

日本人では、葉酸代謝がスムーズにいくC/C型はわずか34%。

葉酸代謝機能が30%落ちるC/T型は50%、

70%落ちるT/T型は16%だそうです。

 

以前から気になってはいたんですが、

今回検査を受けてみたら、案の定、代謝が上手くいかないT/T型でした。

 

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C/C型であれば、葉酸サプリで非活性型の葉酸を摂っても

活性型に代謝できるので問題ありません。

でも、代謝できないのに非活性型葉酸をサプリで摂ってしまうと、

活性型葉酸の吸収を妨げてしまうのです。

 

食事中の葉酸は非活性型と活性型の両方が入っているそうなので、

葉酸代謝が上手くできない場合は、

食事からできるだけ摂るか、

活性型葉酸のサプリを摂ることが必要です。

 

じゃあ、最初から活性型葉酸のサプリを摂ればいいんじゃない?

と思ってしまいますが、

活性型ならじゃんじゃん摂っていいかというとそういうものでもないようです。

代謝に問題ない人が活性型葉酸のサプリを摂ると

多すぎてしまってメチレーション過剰になるので、

これはこれで問題。

 

また、葉酸代謝が上手くできないタイプでも、

炎症などがあると、活性型葉酸のサプリを摂っても

効かなかったり、症状が悪化したりすることがあるそうです。

発達障害者は腸に炎症があることが多いと言われているので

このへんは要注意です。

 

気をつけたいのは、ビタミンB群に含まれる葉酸

発達障害者はビタミンB群が不足しがちなので

サプリで摂りたいところです。

 

日本のサプリには、表示義務がないので「葉酸」としか

書かれていないと思いますが、

ほとんどが非活性型葉酸のはずです。

 

iherbで売られているアメリカのサプリは

具体的に葉酸の種類が書かれているので、

ビタミンB群のサプリを買うときには

事前に葉酸の種類をチェックした方がいいと思います。

安めのサプリは「葉酸」としか書かれておらず、非活性型かと。

 

私は、ちょっと高いけれど、Thorne Researchのを買っています。

 


ちゃんと「5-メチルテトラヒドロ葉酸」(活性型)と書かれています。

ちなみにビタミンB12もメチルコバラミンが使われていて、

高いだけのことはあるって感じです。

安いサプリのビタミンB12は、ほとんど役に立たないらしい

シアノコバラミンが使われていることが普通です。

 

気になる人は、検査を受けてみるのが早いかと。

血液検査と違って、綿棒で頬の内側をグリグリやるだけなので楽ちん。

遺伝子検査は、結果が変わることはないので、一生に一度やればOK。

郵送でできます。

[Webレポート版] DNA YOSAN 葉酸代謝遺伝子検査キット

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  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 

このメチレーションって、なかなか複雑で

勉強してもすっと頭に入ってこないのですが、とても大事。

これを知ってしまうと、「発達障害って個性でしょ」って

何言ってんの、アンタ、と思ってしまいます。

 

メチレーションについてわかりやすく書かれている本ってないですが、

こちらの本は、簡単に上手くまとめられています。

なんか、メチレーションってものが発達障害と関係があるらしい、

というのがおぼろげにわかると思います。

発達障害にクスリはいらない (子どもの脳と体を守る食事)

発達障害にクスリはいらない (子どもの脳と体を守る食事)

 

 

こちらはグンと難しくなりますが。

栄養素のチカラ

栄養素のチカラ

 

 

こちらの記事もご参考に。私が勉強している講座のブログです。

 

葉酸が活性化できずにホモシステインが増加すると

アルツハイマー病になりやすくなるというのはこの本にも書いてありました。

自分のこの問題を知らずに、かつての食生活を続けていたら

アルツハイマー病間違いなしだったかも。

知っておいてよかった。

 

 

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ガイド 壮年期のアスペルガー症候群:大人になってからの診断は人生をどう変えるか

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低糖質スイーツの落とし穴

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糖質を控えるようになってから5年ほど経ちます。

その理由は、低血糖になるのを防ぐためで、以前に書いた通りです。

 

 

今では、最初の頃ほど熱心に糖質制限はしていません。

糖質制限をするには、タンパク質や脂質から糖質に変換する

糖新生がしっかり行われる身体でないといけないからです。

 

私は、筋肉もそんなにないし、脂質の代謝にも問題があるようなので、

あまりマジメに糖質制限をすると、かえって低血糖になるため、

今では三食、100gずつはご飯を食べています。

食べたタンパク質がほとんどエネルギーに回ってしまっても困るし。

 

それでも、腸を荒らす小麦はほとんど食べないし、

お米は血糖値の上がりにくい高アミロース米ササニシキの胚芽米に

雑穀を加えて食べています。

 

もうさすがに、5年も糖質を控えていると、

砂糖は全然使わなくなったし(うちにあるラカントも全然減らない)、

甘いものもほとんど食べなくなりました。

 

それでも、緊急時(低血糖)の非常用に出かけるときには

チョコを持ち歩いたりもしています。

 

以前は、低糖質スイーツをよく食べていました。

今ではコンビニでも手頃な値段で手に入りますよね。

 

けれども、これは意外と落とし穴だと最近は思うのですよね。

 

確かに、「糖質」という点だけ考えれば、低糖質スイーツって優れものです。

 

でも、たとえば、ものによっては、腸を荒らすグルテンカゼインが含まれる

小麦や牛乳を使っていたり、ショートニングトランス脂肪酸)が

使われていたりします。

 

表示をよく見るって、かなり大切です。

たとえば、チョコレートを買う場合、次のどちらを買うか。

 

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下の方が、「ゼロ」と言っているから、一見良さそうです。

上の商品は、30%しか糖質オフじゃないのね、なんて。

 

ところが、裏を見てみると、

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下の商品、確かに「糖類」はゼロですが、

マルチトールを使っているので糖質がゼロではないわけです。

マルチトールは糖アルコールなので、砂糖ほどではないものの、

若干血糖値は上がります。

 

まあ、これはいいとして、問題は人工甘味料

人工甘味料は、動物実験レベルでは耐糖能を悪化させる

という結果が出ているそうです。

つまり、人工甘味料を食べ続けると、ちょっとした糖にも反応しやすくなります。

 

人工甘味料は腸内環境を悪化させるそうなので、そう考えると、

リーキーガット(腸管上皮細胞のつなぎ目が緩くなる)になって

糖の取り込みが早くなるから血糖値が上昇しやすくなるというのも納得。

 

人工甘味料の中でもアスパルテーム発達障害者が最も避けた方がいいもの。

アスパラギン酸を含むので、摂りすぎると興奮しやすくなります。

 

面白いことに、肝心の糖質量を比べてみると、

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上の商品が5.2g当たり糖質1.9g、下の商品が40g当たり15.8g。

計算してみると、上の商品の方が40g当たり14.6gで少なくなります。

そうなると、人工甘味料不使用の上の商品の方がいいですよね。

まあ、砂糖も腸にいいってわけではないけれど、

糖質量が同じなら人工甘味料よりマシではないかと。

 

こうやって表示を見たりして、云々考えるのって、

エネルギーがいるので、低血糖状態だとできません。

だから、「ゼロ」と書かれていると何も考えずに手に取っちゃうんですよね。

 

さらに考えてみると、結局、糖質ってひと口に言っても

種類が問題なのではないかと。

 

食間に血糖値を下げないために補食をするとなると、

低糖質のチョコやクッキーより、お米の方がマシなのでは。

と思って、作ってみたのが、たこ焼き大のおにぎり。

ちょうどたこ焼き大になったので、ゴマとかつお節をふりかけてみたら

ホントにたこ焼きみたいになりました(青のりがなかったのが残念)。

 

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これは100gのご飯を三等分して作ったものです。

100g当たり糖質37gだそうなので、1つ当たり糖質10gちょっと。

でんぷんの方が分解には時間がかかるから血糖値上昇は多少緩やかになるし、

何よりも、腸を荒らさない。

かつお節で少しタンパク質も摂れるし、腹持ちもチョコよりよい。

この1個を、一気食いしないで、ちまちまと時間をかけて食べれば

副腎疲労の人にもいい補食になります。

特に、育ち盛りのお子さんには、こちらの方がいいですよね。

 

チョコレートについては、銅過剰になるという別の問題も。

それについてはこちらをご参考に。


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デカフェじゃダメ?

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デカフェじゃダメですか?」

カフェインを止めましょうと言うと、みんな必ずそう言う、

という話を分子栄養学の講座で聞きました。

 

だいたい、栄養療法なんて試そうとする人はどこかしら具合が悪く、

副腎疲労を起こしていることも少なくありません。

だから、カフェインを入れて無理やり動くようなことはよくないので、

カフェインを止めましょうという指導が入るわけです。

 

「え?デカフェじゃダメなの?」と私も最初、不思議に思ったのです。

デカフェでも、ほとんどはカフェイン0%ではないらしく、

多少は残っているのだそうですが、問題はそこではないのです。

 

デカフェじゃダメですか?」という問い自体が、

カフェイン依存に陥っている証拠なのだとか。

 

このことは、カフェインを完全に離脱した今になって初めて理解できました。

 

私も思えば、完全離脱するまで4年くらいかかりました。

それまでは、毎日飲んでいたカフェオレをチャイに変え、

その後は、紅茶をルイボスティーに変えてチャイもどきにしていました。

牛乳は豆乳、そしてアーモンドミルクへと変わり、

アーモンドも毎日摂っていると遅発性アレルギーを起こすのか、

腹具合が悪くなってきたので、ついにはやめました。

 

そんなふうに、カフェイン依存になっていると、

一度にすっぱりとやめられないので、似たようなもので

ごまかしごまかし、気分を切り替えて身体と頭を動かそうとするわけです。

 

でもねえ、ついには断てるんですね。

「もどき」も必要なくなる。

栄養状態が良くなったとともに、自然と必要なくなったみたいです。

睡眠・覚醒リズムを整えるために使っていたブライトライトは

いつの間にかいらなくなっていたし、

今じゃ夜は当たり前のように眠くなります。

 

完全にカフェイン断ちできたなーと思えたのは、

紅茶やデカフェが台所に残っていても、一切手を出さなくなったこと。

存在すら忘れていました。

なので、冷凍庫に残っていた紅茶は先日おさらば。

手を付けていないデカフェのペットボトルが数本。

これももういらないな。

 

たまにはカフェでゆっくり紅茶飲んだりするだけれど、

心臓ドキドキして、過覚醒になっていろんな刺激を拾ってしまって

読書に集中できない(*_*;。

 

紅茶大好きなので残念なんですけどねー。

でも、頭の状態は離脱後の方がはるかによいですよ。

 

一気に止めようとすると頭痛などの離脱症状が起きるので、

デカフェでいいから少しずつ止めてみましょう。

 

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発達障害と副腎疲労

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最近読んだ本に、「ASDの人ではホルモンの日内変動が

はっきりしない傾向がある」という記述があり、

通常見られる副腎皮質ホルモンのコルチゾールの朝の分泌増加が

見られないと書いてありました。

 

調べてみると、ASDADHDコルチゾール分泌の関係について

書かれた論文はいくつか出ているようで、

ASDでもADHDでもHPA軸(視床下部-下垂体-副腎系)の働きに

異常が見られるそうです。

論文はこちらこちらなど(抄録のみ)。

前者の論文では、セロトニン代謝の調節障害により、

HPA軸の負のフィードバック機構が障害されている可能性

が指摘されています。

 

HPA軸とは、次のようなシステムです。

ストレスを感じると、大脳辺縁系を通じて視床下部に刺激が届きます。

すると、視床下部はコルチコロトピン放出ホルモンを分泌し、

それによって脳下垂体が刺激されて副腎皮質刺激ホルモンが分泌されます。

それによって副腎皮質が刺激されてコルチゾールを分泌します。

 

つまり、絶え間なくストレスにさらされ続けていると

コルチゾールが絶えず分泌されることになります。

しまいにはコルチゾールが出なくなり、

それが「副腎疲労」という状態です。

 

この副腎疲労という言葉を知ったのは分子栄養学の勉強を始めてからですが、

最初の頃は、他人事のように思っていました

(注意が発達障害にしか向いていなかったため)。

でも、かつての自分もきっとそうだったのだろうと最近は思っています。

 

副腎疲労では、朝起きられない、いつもだるい、など

うつ病や慢性疲労で見られるような症状が出ます。

イライラしやすかったり、甘いものやしょっぱいものを

やたらと食べたくなったりもします。

自己診断チェックはこちら。

 

慢性の炎症も副腎疲労の原因となります。

コルチゾールは抗炎症ホルモンでもあるからです。

発達障害者の腸内環境が悪いことは周知のことになりつつありますが、

腸内に慢性炎症があればコルチゾールが浪費されます。

ほかにも、歯周炎や上咽頭炎なども慢性炎症です。

 

コルチゾールにはほかに、抗アレルギー作用や血糖上昇作用もあるので、

枯渇すれば、アレルギーや低血糖になりやすくなります。

発達障害者の血糖調節異常の一因なのかもしれませんね。

 

副腎疲労になると、副腎で作られるほかのホルモンも作られなくなってきます。

副腎皮質では、アルドステロンやDHEA(性ホルモンの前駆体)、

副腎髄質では、アドレナリン、ノルアドレナリンドーパミンなどです。

 

アルドステロンが不足すると低血圧になりやすく、

DHEAが不足すると、更年期症状が出やすくなります

(女性の場合、卵巣が機能しなくなっても、

DHEAがエストロゲンに変換されます)。

アドレナリン、ノルアドレナリンドーパミンは重要な神経伝達物質です。

 

コルチゾールは血糖値を上げるため、生命には欠かせないので、

ホルモンの材料であるコレステロールは、

ほかのホルモンより優先的にコルチゾールに回されます。

なので、コルチゾールが不足していると、性ホルモンは後回しにされて

月経不順やPMSが起こりやすくなるのです。

発達障害のある女性にはこの手の問題が多いということも言われていますよね。

 

副腎疲労の回復に必要なことは、発達障害の諸症状の改善のために

必要なこととそう変わりはありません。

 

腸の慢性炎症をなくすために、できるだけグルテンカゼインフリーにして、

単糖・二糖類も控えること。腸内環境を荒らす添加物も要注意です。

 

糖質は控えた方がいいけれども、極端な糖質制限低血糖を悪化させます。

コルチゾールが不足していて血糖値が上がらないのですから。

なので、低血糖にならないように補食に工夫が必要です。

 

そして、なるべくがんばりすぎないようにしましょう。

カフェインで無理やり血糖値を上げてアドレナリンで動こうとするなんて

もってのほか。カフェインはコルチゾールのリサイクルを妨げます。

 

本もご参考に。

 

  

  

疲れがとれない原因は副腎が9割 (フォレスト2545新書)
 

  

 

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発達障害の傾向のある人がアルコールを摂取すると

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お酒をすっかり飲まなくなって、もう10年以上経ちます。

瞑想をやっていた関係で、飲まないようにしていたのが、

いつの間にかすっかり飲めなくなったのですが、

かつてはずいぶん飲んでいました。

 

以前にアスペルガーとアルコールの関係について記事を書いています。


ストレスを和らげるためにお酒を飲む人も多いと思いますが、

分子栄養学を勉強してから、発達障害者はアルコールは

ほどほどにした方がよいのではと思うようになりました。

 

まず、アルコールを飲むとアセトアルデヒドが発生して

それを分解するためにアセトアルデヒド脱水素酵素が使われます。

発達障害者は腸内環境が悪く、カンジダ菌が多いことが

広く知られるようになってきましたが、

実はカンジダ菌もアセトアルデヒドを発生するのです。

 

なので、カンジダ菌が多いのに、さらにアルコールを摂取すると、

分解酵素をさらに消耗することになってしまいます。

お酒を飲んでいなくてもボーっとしたり、

意味もなくニヤニヤしたりしてしまうのは、

アセトアルデヒドのせいだという説もあります。

頭痛も引き起こしますしね。

 

そして、このアセトアルデヒド脱水素酵素補酵素マグネシウム

各種酵素の活性化にかかわっていて、ただでさえ不足しがちなマグネシウム

飲酒によって失われるわけです。

 

さらに、ナイアシン補酵素として使われます。

ナイアシンセロトニンドーパミンやGABAの生合成に必要なので

飲酒で消費すると不足してしまいます。

 

アルコールを摂取すると低血糖にもなりやすくなります(こちらを参照)。

アルコールは有毒なので、アルコール代謝は糖代謝より優先されるらしく、

おつまみの炭水化物も分解が遅くなるのだとか。

また、肝臓がアルコールの処理に手一杯で糖新生が行われなくなります

糖新生とは、血糖値が下がってきたときに、

糖質以外からグルコースを作り出すバックアップシステム)。

だから、〆にラーメンだとか、手っ取り早く血糖値を上げるものが

欲しくなるわけです。

 

そんなふうに肝臓を酷使すれば、当然負担がかかるわけで、

これは、ただでさえ解毒能力が低い
(遺伝子多型などによってメチレーション回路が上手く回らないため)

発達障害者にはさらにダメージとなります。

 

それから、もちろん膵臓にも負担がかかるので、

膵臓が弱れば、消化酵素の分泌にも影響しますよね。

 

こんなふうに分子栄養学の観点から飲酒のデメリットを書き出してみると、

ストレスを解消しようと思って飲んでみたものの、

最終的には脳がさらにストレスに弱くなって

ますます飲酒癖が強まる、という仕組みも見えてきます。

 

ということは、脳を強化してストレスに強くするには、

そして、多少お酒を飲んでもダメージが少なくてすむようにするには、

やっぱり日頃から栄養状態を良くするのって大事なんですよね。

結局、毎度ここに行きつく。

 

追記:そうそう、もちろんアルコールはビタミンB1も消費します。

普段から糖質過剰摂取の人はますます不足しますね。

 

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発達障害をめぐる医療の状況は15年前とそんなに変わらない?

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最近出たばかりの発達障害関連の本を読みました。

 

私は特にこの手の情報を欲しているわけではないのですが、

なぜ読むことにしたかというと、私の診断医が執筆していたからです。

私が診断を受けた約15年前と何が変わったのか興味があったから。

 

その他にも医師や支援者などが執筆していて、

これが日本の精神医学界での最新の知見ということになるのでしょうか。

確かに、過剰診断や鑑別の難しさなどの問題に真摯に取り組んでいる

様子はうかがえました。

 

ADHDのデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)障害仮説などは興味深いです。

DMNは安静時に活性化し、課題に取り組んでいるときに不活化するのですが、

ADHDでは脳の成熟が遅く、DMNが不活化すべきときに不活化しないのだとか。

 

ASDADHDの本質の違いについて言及されている箇所もあって、

それによると、ASDの本質は、

「外の世界と離れていて、その限られた世界の中でグルグル回っていくという、

強迫性と静的平衡」で「要するに閉じた輪」だそうで、それに対してADHDは、

「衝動性や変動性が非常に大きく、輪が閉じていない」

「いわばダイナミックな動的平衡状態」だそうです。

 

私はずっと、「自閉症」という名称でなければ「自己完結症」が

しっくりくるような気がしていたんですが、

ASDの人間が自ら助けを求めることが少ないのは、

そもそも自分の中で世界が完結してしまっていて、

他人に助けてもらうということに思いが及ぶことすらないから

なのではという気がします。

 

さて、診断医の執筆箇所によると、15年前と比べると

fMRIDTIなどの画像検査が加わっているようですね。

WAIS-IIIの結果によるASDADHDの鑑別についても詳しく載っていますが、

ASDの場合、いろいろなパターンがあるものの、

基本的には「理解」の得点が低いことが重要だとか。

確かに私も、唯一ぽこんと低いのが「理解」で(当時はWAIS-R)、

高得点の項目とは10点の差がありました。

8点以上差があると、発達特性の偏りがあると判定するそうです。

 

そんなわけで、当時、私はアスペルガー症候群の診断名がついたのですが、

現行のDSM-5のASDの診断基準では、

「A 社会的コミュニケーション及び対人相互反応の異常」

「B 興味の限局」

「C 症状が早期発達に存在」

「D 社会生活上の支障」

を満たすことが必要となっているので、

とりあえず社会生活が送れている場合には診断はつかないことになってしまいます。

 

当時、脳波検査で異常が見られたため、抗てんかん薬を勧められた(断った)

以外は診断がついたところで何かほかに治療を受けたわけでもないのですが、

それは今でも変わらないようです。

 

診断書を久々に見直してみたら、「主訴」が次のようになっていました。

「体力がない。寝ても疲れが取れない。慢性的なうつ傾向」

 

この主訴は、結局のところ診断がついても解決しなかったわけですが、

15年経った今ではすべて解決済みです。

それはなぜか。

フリーランスの在宅勤務という職場環境に変えてストレスを極力減らし、

4年前からは試行錯誤しながら栄養療法を試して、

栄養状態が大幅に改善されて体力面がアップしたからです。

栄養は体力だけじゃなく、神経伝達物質の状態にも影響するので、

情緒不安定も気づいたら今はすっかり治ってしまいました。

そうでなかったら、15年経った今でも、変わらずに苦しんでいたはずです。

 

不思議なことに、この本では誰も栄養のことについて書いていません。

栄養療法を取り入れている精神科医は本当に限られていると思うのですが、

栄養療法がエビデンスに乏しいから慎重になってまだ言及しないだけなのか、

日本の医学部では(特に昔は)栄養のことはほとんど勉強しないらしいので

医師に栄養の知識が乏しいからなのかはわかりません。

 

でも、発達障害かと思ったら実は単なる栄養不足だったというケースも

最近はよくあるそうなのだから、絶対に軽視できないはずなんですけどね。

 

精神科医心療内科医の大半は薬物療法しかしないのに、

専門外の医師の中にはどんどん発達障害者を楽にしている人たちもいるのだから。

 

ちゃんと診断を受けて自分の特性を正しく知るのは大切なことだけれど、

つらい状態から早く楽になりたいなら、

分子栄養学を取り入れているクリニックで血液検査のデータ解析してもらった方が

よっぽどいいと思うのが正直なところです。

そうしたお医者さんたちのセミナーは、一般人にも門戸を開いて

栄養についてわかりやすく教えてくれていますよ。

 

  

発達障害にクスリはいらない (子どもの脳と体を守る食事)

発達障害にクスリはいらない (子どもの脳と体を守る食事)

 

  

発達障害の治療の試み-検査を基にした分子整合栄養医学による内科的治療
 

 

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 こちらもよろしく。

ガイド 壮年期のアスペルガー症候群:大人になってからの診断は人生をどう変えるか

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こちらのブログでもたまに発達障害ネタや栄養療法ネタを書いています。

 

 

 

大きいサプリメントはこうすれば楽に飲める

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以前にも似たような記事を書いたことがあります。

 


そのときの対処法は、錠剤カッターなるものを使うこと。

これで錠剤は2つに切れるんですが、

カプセル剤やソフトジェルは切るわけにはいかず、

その後も飲むのに苦労していました。

 

あれこれ調べた挙句、見つけた対処法は

錠剤カッターなんかいらなくなるほどのもの。

 

単純なことでした。

空気が入っていて水に浮くカプセル剤は下を向いて飲む。

それ以外の重いサプリは上を向いて飲む。

 

この逆をやってしまうと、水が先に喉に流れ込んでしまって

サプリが水と一緒に入らずに、詰まりやすくなるそうです。

 

これでサプリを詰まらせて苦しむことはなくなりました。

 

知り合いに、10種類くらいのサプリをまとめて一気に飲める人がいるんですが、

いったいなぜなんだ…といまだに謎。

 

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タンパク質はとにかく摂ればよい?

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前回、鉄分はとにかく摂ればよいかどうかについての記事を書きました。

 


鉄は諸刃の剣なので、摂りすぎると腸内環境を悪化させます。

 

では、最近、鉄と同じく、摂取の重要性が言われている

タンパク質はどうでしょうか。

 

確かに、タンパク質の摂取量は不足しがちです。

特に糖質をたくさん摂っているとタンパク質の量は少なくなりがち。

 

しらす干しや鰹節など、ほんの少しずつでも食事に足していくように気をつけると

わずかであっても増やすことができます。

 

それでも不足しがちなので、プロテインを飲んでいるという人もいると思います。

プロテインは、摂って問題がなければいいのですが、

お腹がゴロゴロしがちな人はアミノ酸の形で摂った方がいいでしょう。

 

タンパク質を急にたくさん摂取しだすと、消化できないことがよくあります。

消化酵素もタンパク質でできているので、消化酵素の量が追いつかないのです。

未消化のタンパク質はやっぱり腸を荒らします。

 

なので、タンパク質をがっつり摂る前に、

まず必要なのは消化酵素ということになります。

 

この間、分子栄養学の勉強をしていたら、その理由がテキストに書いてありました。

 

体内でタンパク質の代謝回転が最も速い臓器は膵臓だそうです。 

膵臓は、大量の消化酵素を合成分泌するために高速度の

タンパク質代謝を行っているからです。

 

そのため、タンパク質不足で最初に影響が出るのは膵臓で、

消化酵素不足になるのだとか。

 

タンパク質不足の診断がついたら最初に投与すべきは

プロテインではなく消化酵素だということです。納得。

 

消化酵素は、酵母を使っているものはお腹が張る場合もあります。

特にSIBO(小腸内細菌増殖症)がある人は要注意。

かくいう私もダメなので、こちらを使っています。

グルテンカゼインを分解してくれるDPP-IVも入っているので

たまに小麦粉や乳製品を食べるときにも重宝してます。


以前は、不足していたら摂ればいい、と単純に考えていましたが、

勉強するにつれて、「なぜ不足しているのか」を考えることが

大切なんだと思うようになりました。

 

同じく、低血糖になりやすいなら上がらないように糖質制限を、

と考えて一気に糖質を断つのではなく(やっていましたよ、最初)、

どうして低血糖になるのか、その原因によって対処法は若干変わってくるんですよね。

このへんは、またいずれ。

 

血液検査データを読んでいても、ホロスコープを読んでいても、

部分にとらわれずに全体を見ることの大切さをしみじみ感じる今日この頃。

 

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鉄分はとにかく摂ればよい?

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鉄とタンパク質をとにかく摂りましょうという考えが

最近広まってきているようですね。

それで良くなる人も多いと思いますが、

そんなに簡単にいかないことも少なくないようです。

 

サプリメントで摂れば鉄不足はだいぶ解消されるみたいですが、

それでも貯蔵鉄を示すフェリチン値がなかなか上がらない人もいるようです。

 

鉄の吸収が上手くいかない原因にはいくつかあります。

 

ひとつには、炎症。

体内に炎症があると、肝臓でヘプシジンというタンパク質が作られて

鉄の吸収と放出を止めてしまいます。

腸上皮細胞やマクロファージから鉄を血液中に排出する

フェロポーチンというタンパク質があって、

ヘプシジンはフェロポーチンの発現を低下させるのだそうです。

 

だから、この場合は、血清鉄の数値が低くなります。

フェリチン値は炎症でも上昇するので、

一見、フェリチン値だけ見ると鉄不足はないように思えますが、

血清鉄の数値が低ければ、鉄不足があるのに炎症のせいで

フェリチン値が正常になっている可能性があるということになります。

この状態では、炎症を治してからでないと、

鉄サプリを入れても吸収されません。

 

ほかには、乳製品はヘム鉄と非ヘム鉄の両方の吸収を阻害しますし、

お茶に含まれるタンニンも鉄の吸収を阻害します。

 

あとは、腸のカンジダ菌。

カンジダ菌は常在菌ですが、増殖すると悪玉化して腸を荒らします。

鉄はカンジダ菌の栄養となって増殖させてしまうのです。

 

鉄は酸素の運搬やミトコンドリアの電子伝達系でのエネルギー産生

にも関わるので重要なミネラルですが、

腸内環境を悪化させたり、活性酸素を発生させたりするという

危険性も同時に存在します。

 

なので、フェリチン値がひと桁というほど極度の鉄不足でない限り、

まずは腸内環境を整え、体内の炎症(腸の炎症や上咽頭炎なども含めて)

を抑えることが優先。

 

かくいう私も、かつて鉄サプリを飲んで、

真っ黒な便が出てびっくりしたことがあるのですが、

なるほど、炎症があったから吸収されずに出てしまったんだと

仕組みを知って納得。

 

だいぶよくなったものの、今でもまだ炎症はあるだろうと思うので

鉄はハーブ(ネトルやマテ)や鉄鍋で少しずつ摂っています。

 

世の中、わかりやすい情報が好まれますが、

それに飛びつくだけじゃなくて、

きちんと分子栄養学を勉強して、仕組みを理解すると、

どこでつまずいているのかがわかってきて面白い今日この頃です。

 

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