それでも雨が降るときは

ホリスティックに発達障害とつきあう

からだ

カフェインよりアダプトゲン

そろそろ確定申告の季節です。 だいたいいつも一度で帳尻が合わなくて、 何度かやり直すことになります。 今年は集中して作業して一発で終わらせたいところです。 集中して何か作業をするようなときには カフェインを摂りながらやる人も多いですよね。 ただ…

慢性炎症は栄養のムダ遣いにつながる

すっかり寒くなって、空気もかなり乾燥するようになりました。 ハウスダストアレルギーがあるので、ひと月ほど前から 鼻の調子が悪く、奥がツンツン痛い。 それで、ついに試してみたのがBスポット療法。 上咽頭炎の治療です。 上咽頭とは、いわゆる「のどち…

パッションフラワーで頭痛が改善、てんかんにも効果アリ?

美味しいコーヒーをいただいたせいで、 しばらくカフェイン摂取が続いてしまっていました。 そして、おかゆを食べる日が続いたせいで 夜間低血糖を起こしやすくもなっていました(以下、別ブログです)。 そのせいかどうかは知りませんが、うっすらとした頭…

ストレスの多いときにはカフェイン摂取を避けた方がいいワケ

もう10年以上もお世話になっている翻訳会社さんから 素敵なものをいただきました。 毎年、創業記念日に記念品を登録翻訳者にも送ってくださるんですが、 今年はオリジナルブレンドコーヒーとビーガンクッキー。 送られてきた封筒を開けたらコーヒーのいい香…

自分に合った睡眠サイクルを知ろう

早起きって憧れます。 朝4時とか5時とかに起きて瞑想したり サクサク仕事をしたり。 朝早く起きられないというわけでもないんです。 目覚ましをかけて、起きようと思えば起きられる。 そうして朝型に切り替えようとしたことも何度となくあります。 必要があ…

サプリメントは食事の代わりにはならない

ここのところ忙しくて、何とかならないかと思っていました。 苦肉の策として、朝食を抜いてブランチにすれば、 1食分の時間が浮くと考えたのです。 それで、やってはみたものの、どうも調子が悪い。 さすがに朝食抜きでは低血糖になってしまうからいかん、と…

夏によく眠れないのは布団が重くないから?

いよいよ本格的な夏ですね。 まだ夜中はさほど暑くもないのに、 早くも睡眠が浅くなっています。 夜中に目が覚めることが急に増え、 朝起きてもどうもすっきりしない。 冷房をつけて寝ると、30度の除湿でも寒くて目が覚めてしまうので、 熱帯夜は扇風機を回…

カフェインとADHD

ちょっと前に、図書館で面白い本を見つけました。 カフェインの真実-賢く利用するために知っておくべきこと 作者:マリー・カーペンター 白揚社 Amazon この本については、別のブログにも書いたのですが、 カフェインがポピュラーになった経緯から、 合成カフ…

梅雨時は自律神経の乱れに注意

そろそろ関東も梅雨に入りそうですね。 この時期に気をつけたいのは、自律神経の乱れ。 最近は「気象病」という言葉もよく耳にするようになりましたが、 気温や気圧や湿度の変化で自律神経が乱れることで不調が起こります。 私も以前はよく気圧が低いと頭痛…

リーキーガットとリーキーブレイン

最近では、リーキーガットという言葉も以前より知られるようになりました。 リーキーガット(Leaky:漏れる、Gut:腸)症候群とは、 腸粘膜のタイトジャンクションと呼ばれる細胞間の結合が緩くなって、 本来通さないはずの分子の大きなものも通してしまう状…

血糖値の上下を少なくする工夫 その2

前回の続きです。 血糖値スパイクも起こさず、エネルギー不足にもならないようにするには どうすればいいのでしょう。 血糖値スパイクを起こさないようにするには、 急激に血糖値が上がるような糖質の多いものは避けること。 特に小麦粉は、血糖値の上がりや…

血糖値の上下を少なくする工夫 その1

前回のブログからまたずいぶん経ってしまいました。 前回は夜間的血糖について書きましたが、 日中に血糖値の上下が激しく起こると夜間低血糖を起こしやすくなります。 そして、血糖値の安定は情緒の安定にもつながります。 うつなどの精神疾患と低血糖症の…

食いしばりは夜間低血糖のサイン

寝ている間に食いしばりを起こしている人はいるでしょうか。 頬の内側に歯型がついていたり。 私も以前はひどく、マウスピースをつけてみたこともあります。 食いしばりにはいくつか種類があるそうで、 ギリギリ音がするグラインディング、 音のしない食いし…

かつて朝出勤時にすでにフラフラだったわけ

久々にリブレという24時間血糖測定器を使ってみました。 私は糖尿病があるわけではありません。 発達障害者は血糖調節に問題があるとも言われていて かく言う私も、空腹時血糖は正常なのに、 食後高血糖になりやすく、その後で一気に血糖値が下がって 低血糖…

やっぱり胃酸でしょ

分子栄養学の講座も第15期が始まったので 受講生特典を利用して、割安でまとめて各種検査を受けました。 で、血液検査の結果を見たところ、 MCVの値が1年半前の前回と変わっていませんでした。 MCVとは平均赤血球容積のことで、この値が大きいと、 葉酸やB12…

葉酸はとにかく摂ればいい?

先日、葉酸代謝遺伝子検査を受けてみました。 葉酸も大切な栄養素だと言われています。 特に、妊婦さんは胎児の神経管閉鎖障害を予防するためにも 積極的に摂ることが奨められています。 サプリメントで摂る人も少なくないかもしれません。 日本で売られてい…

低糖質スイーツの落とし穴

糖質を控えるようになってから5年ほど経ちます。 その理由は、低血糖になるのを防ぐためで、以前に書いた通りです。 今では、最初の頃ほど熱心に糖質制限はしていません。 糖質制限をするには、タンパク質や脂質から糖質に変換する 糖新生がしっかり行われる…

デカフェじゃダメ?

「デカフェじゃダメですか?」 カフェインを止めましょうと言うと、みんな必ずそう言う、 という話を分子栄養学の講座で聞きました。 だいたい、栄養療法なんて試そうとする人はどこかしら具合が悪く、 副腎疲労を起こしていることも少なくありません。 だか…

発達障害と副腎疲労

最近読んだ本に、「ASDの人ではホルモンの日内変動が はっきりしない傾向がある」という記述があり、 通常見られる副腎皮質ホルモンのコルチゾールの朝の分泌増加が 見られないと書いてありました。 自閉スペクトラム症 「発達障害」最新の理解と治療革命 (…

発達障害の傾向のある人がアルコールを摂取すると

お酒をすっかり飲まなくなって、もう10年以上経ちます。 瞑想をやっていた関係で、飲まないようにしていたのが、 いつの間にかすっかり飲めなくなったのですが、 かつてはずいぶん飲んでいました。 以前にアスペルガーとアルコールの関係について記事を書い…

大きいサプリメントはこうすれば楽に飲める

以前にも似たような記事を書いたことがあります。 そのときの対処法は、錠剤カッターなるものを使うこと。 これで錠剤は2つに切れるんですが、 カプセル剤やソフトジェルは切るわけにはいかず、 その後も飲むのに苦労していました。 あれこれ調べた挙句、見…

タンパク質はとにかく摂ればよい?

前回、鉄分はとにかく摂ればよいかどうかについての記事を書きました。 鉄は諸刃の剣なので、摂りすぎると腸内環境を悪化させます。 では、最近、鉄と同じく、摂取の重要性が言われている タンパク質はどうでしょうか。 確かに、タンパク質の摂取量は不足し…

鉄分はとにかく摂ればよい?

鉄とタンパク質をとにかく摂りましょうという考えが 最近広まってきているようですね。 それで良くなる人も多いと思いますが、 そんなに簡単にいかないことも少なくないようです。 サプリメントで摂れば鉄不足はだいぶ解消されるみたいですが、 それでも貯蔵…

スマホの見過ぎによる「自律神経うつ」に注意~補足

前回の補足です。ちょっと気づいたこと。 通常の「うつ」と「自律神経うつ」は違うものですが、 通常の「うつ」ではセロトニンが少なくなるので 結果的に「自律神経うつ」も招くことになり、 悪循環に陥るのかなと。 なぜかというと、セロトニンは抗重力筋の…

スマホの見過ぎによる「自律神経うつ」に注意

夏至も過ぎて夏っぽくなってきましたね。 あっという間に今年も半分。いつものごとく、早いです。 ちょっと前に、めまい・動悸・息切れの3点セットがあって、 不調が続いたのですが、だいぶ以前にも同じようなことがあったので 原因はすぐに突きとめました。…

免疫系の暴走を制御するビタミンDの血中濃度を測定してみた

自粛も解除になりましたが、また感染者が増えているという話もあり、 結局は長い目で付き合っていかないといけないのだと思います。 昨日、NHKのニュースで重症化するのは免疫系の暴走による サイトカインストームが原因ではないかと報道されていました。 よ…

そろそろ汗をかく準備を

今日はずいぶんあったかくなりました。 というより、日中は暑いと感じたくらい。 昨日まで、朝晩少し電気ストーブをつけていたので 身体がびっくりしています。 そう、身体の準備ができていないことに気づきました。 体温調節が上手くないというのは発達障害…

発達障害の傾向がある人がカフェインを避けた方がよい理由

カフェイン飲料の好きな人は多いと思います。 1日に何杯くらい飲むでしょうか? 発達障害傾向のある人の中には、カフェインを摂ることで なんとか動けている人も少なくないのではないかと思います。 前にも書きましたが、発達障害者は血糖調節が悪く、低血糖…

マグネシウムは強い味方

前回、グルタミン酸が細胞のグルタミン酸受容体に結合すると、 カルシウムイオンチャネルが開いて細胞内にカルシウムが流入する という話を書きました。 それで、大量に流入したカルシウムを上手く排泄できないと 細胞死が起こるのですが、このチャネルが活…

発達障害者はなぜグルタミン酸に気をつける必要があるのか

以前、グルタミン酸は摂りすぎない方がいいという記事を書きました。 興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸は記憶や学習に必要です。 鎮静系のGABAに変換されるのですが、 グルタミン酸が過剰だとGABAへの変換が抑制されるとのこと。 発達障害者ではもと…