それでも雨が降るときは

ホリスティックに発達障害とつきあう

からだ

糖質のドカ食いをやめるには

糖質のドカ食いは誰でもやりがちですが、 発達障害があると特にそうなるかもしれません。 発達障害者には血糖調節異常が見られることが多いらしく、 低血糖になりやすいという説があります。 それで、糖質制限をした方がいいという話になるのですが、 やみく…

大きいサプリメントを飲みやすくするには

iherbなどでアメリカ製のサプリメントを買ったことのある方はわかると思いますが、 アメリカ製のサプリって、ものによってはやけに大きくて、 飲みにくいものがあります。喉に詰まらせてしまったり。 そんな悩みを解決するグッズを今さらながら知りました。 …

運動音痴は鉄不足⁉

発達障害と栄養の問題の関係を知って取り組むようになってから早4年。 その間、分子栄養学、オーソモレキュラー療法について 本もいろいろ読んだし、講座もいくつか受けて資格も取りました。 自ら栄養療法に取り組んで、誰でもが通るように数々の失敗もあり…

腸内細菌叢移植療法で自閉症の症状が改善

自閉スペクトラム症(ASD)の当事者は腸内環境が悪いことが多いそうですが、 腸内細菌叢移植療法で自閉症の症状が改善したという論文があります。 腸内細菌叢移植療法とは、健康な人の腸内細菌叢を移植するものです。 腸内細菌叢は腸内フローラ(花畑)とも…

「寝不足=眠い」では必ずしもない

朝晩だいぶ涼しくなって、夜も寝苦しくなくなりましたね。 私はクーラーが苦手なので、30度の除湿の設定でかけても 夜中に寒くて目が覚めてしまいます。 タイマーをかけると今度は途中で暑くて目が覚めてしまうし。 結局は、窓を開けて扇風機をつけて寝ると…

夏季うつにご注意

冬季うつというのはよく耳にします。 冬の日照不足によって起こる季節性感情障害です。 ところが最近、夏季うつという言葉も聞くようになりました。 夏季うつとは、夏バテの症状に精神的な不調を足したようなもの。 女性は男性の3倍、夏季うつになりやすいと…

汗がかけないときは熱いお風呂に

ここのところ、どうも調子が悪い、しんどくてたまらないと思っていたら、 微熱があることに気づきました。 急に暑くなって、身体がついていっていなかったようです。 ちょっと前から温冷浴をしていたので、 30度くらいまでは体温調節ができていたのですが、 …

聴覚過敏にはビタミンB6

発達障害のある人は、聴覚過敏があることが多いですよね。 それから、騒がしい場所では会話が聴き取りづらかったりもします。 私もそうですが、携帯電話も苦手で、外ではイヤホンがあればなんとかなりますが、 以前に駅でかかってきたときに、出たのはいいも…

お米を食べるならササニシキ

ササニシキって、若い人はもしかして知らないでしょうかね。 昔は人気があったのに、気がつけばすっかり見なくなりました。 何で急にササニシキの話題をもち出したかっていうと、 実は、ササニシキは、コシヒカリやひとめぼれよりも 血糖値の上昇が若干緩や…

発達障害の諸症状を和らげるフラワーエッセンス~人との接触が苦手

先日、1年ぶりにオーストラリアン・ブッシュフラワーエッセンス のワークショップに参加してきました。 私がこのフラワーエッセンスに出会ったのはもうかれこれ十数年前。 それについてはこちらを。 この日のワークショップはメンタルヘルスがテーマ。 メン…

薬の副作用を低減するにもタンパク質が必要

最近読んだのが、この本。 「がん」では死なない「がん患者」 栄養障害が寿命を縮める (光文社新書) 作者: 東口高志 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2016/05/19 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る がん患者の死因のうち、8割近くはがんそ…

ツライときはまずは食事を見直す

先日、民放の医療系エンタメ番組で低血糖が取り上げられていました。 私が低血糖症について知ったのは3年半ほど前ですが、 まだまだ知らない人が多いかと思います。 食後の異常な眠気やだるさ、やる気のなさは 実は低血糖が原因だったりすることもあります。…

消化力のないときに何を食べるか

食事というのは誰にとっても大切ですが、 脳がスムーズに働かないことの多い発達障害者はなおさらです。 でも、発達障害者は胃腸の悪いことが多く、 タンパク質をしっかり摂った方がいいとわかってはいても、 消化力が落ちていて食べられないことがあります…

体温調節には温冷浴

5月に入ってあったかくなりましたね。 というより、暑いくらいの日もあります。 以前は急に気温が上がると、体温調節が上手くいかずに 身体に熱がこもってしまって大変でした。 暑くなり始めにはあまり汗がかけないのです。 夏にも、日中は微熱が出ることが…

栄養療法が効かないのはなぜか

最近は栄養療法に取り組んでいる発達障害の人も増えてきているようです。 「○○と○○で良くなった」とか「栄養療法ってやっぱりインチキ」とか いろんな声があるかと思います。 私自身、3年前半ほど前に取り組み始め、講座などでも勉強するようになり、 これま…

発達障害者の血糖調節が上手くいかないのはなぜか

発達障害者には血糖調節異常がよくみられるというのは 分子栄養学関連の本に書いてあったり講座で言及されたりしているのですが、 単に臨床的な経験からの見地のようで、 それがどういう理由で起こるのか、ずっと疑問に思っていました。 もしかしたら、チラ…

発達障害者の血糖管理~糖質制限ってどの程度やればいいのか

発達障害者は過剰な糖質は摂らない方がよいということを 以前に書きました(定型発達でもよくないと思うけど)。 では、糖質制限ってどの程度やればいいんでしょう? 糖質制限の本はたくさん出ていますが、そのほとんどが 糖尿病患者向けかダイエットを目的…

なりたかったのは普通ではなくて健康

発達障害のある人が「普通になりたい」と言うことがよくあります。 実をいうと、私は「普通になりたい」と思ったことがないのです。 発達障害なんて概念が広まるずっと前から生きてきたので(笑) 自分がおかしいのではなく周りの方が変なんじゃ?と心の中で…

キレート鉄のサプリの使用は慎重に

発達障害者の栄養不良でよく指摘されるのが鉄の不足です。 最近、一部の当事者や関係者のあいだで栄養療法が話題になっているようで、 特に、ある精神科医の著書が参考にされているようです。 私も読んでみたのですが、鉄のサプリメントとしてキレート鉄が奨…

発達障害者の血糖管理~24時間血糖測定器を使ってみる

前回はACON社製の血糖測定器で実際に血糖を測定したお話をしました。 何でそんなことしてんの?糖尿病?と思った方は、こちらから読んでみてください。 やっぱり予想通り、糖質が多い食事をすると血糖値スパイクを起こしていたので 夜間低血糖を起こしている…

発達障害者の血糖管理~実際に血糖値を測ってみる

引き続き、血糖管理の話です。 何の話?と思う方はこちらをまずどうぞ。 じゃあ、いったい、低血糖になっているかどうかって どうしたらわかるのかって話になると思います。 正確に知るには、5時間糖負荷検査というのを受ける必要があります。 75gのブドウ糖…

発達障害者の血糖管理~まずはグルテン・カゼインフリーを

前回まで、発達障害と血糖調節異常の関連と、血糖管理についてお話してきました。 今回はその続きです。 低血糖にならないためには、栄養がきちんと吸収されることが必要ですが、 それを妨げるのが腸内環境の悪化。 そして、発達障害者は腸内環境が悪いこと…

発達障害者の血糖管理~糖質を減らしてタンパク質と脂質を増やすには

発達障害傾向のある人は血糖値の急な変動に気をつけた方が よいことを前回書きました。 じゃあ、糖質を単に減らせばいいのかというと、 そういうものでもなく、ヘタなやり方をするとかえって低血糖になることもあります。 糖質を減らす代わりにタンパク質や…

発達障害と関係のある機能性低血糖症

機能性低血糖症っていうものがあるのを聞いたことがあるでしょうか。 実はこれ、発達障害と関係があるらしいんです。 『発達障害の治療の試み』という本には、「発達障害者は多くの場合に血糖調節能力に 異常があることを確認している」と書かれています。 …

発達障害児の栄養の問題は早めに対処

発達障害者には栄養不足がよくみられることも 最近では知られてきました。 どんな栄養素が必要で何が必要でないのか、 それを正確に知るには血液検査が必要です。 オーソモレキュラー療法(分子整合栄養医学)クリニックで そうした検査や食事指導、サプリメ…

発達障害者はうま味成分に注意が必要

最近は、オーソモレキュラー療法(分子整合栄養医学)に興味をもって オンライン講座などで細々と勉強しているんですが、 単にサプリメントで栄養を補うっていう療法ではなく、 実に複雑で、何を摂らないかという考えも大切だということがわかりました。 う…

自分と他人の気持ちを取り違えないためには

自閉症スペクトラム当事者は自分と他人の境界があいまいだということが よく言われます。 そのせいで、他人は自分とは違う価値観をもっているということが 想像できなかったり、人はそれぞれ考えが違って当たり前なのだから 言葉にしなければ伝わらないとい…

ホリスティックカウンセリングを始めました

これまでにいろいろ学んできたことを組み合わせて、 ホリスティックカウンセリングを始めました。 セッションはタロット、西洋占星術、フラワーエッセンスを中心に行いますが、 発達障害についても、私に答えられることであれば、お答えします。 「ホリステ…

GABA強化にバレリアン

先日、栄養療法のオンライン講座のビデオを観ていたら、 GABA強化にはバレリアンのサプリメントがいいという話がありました。 バレリアンといえばまず思い浮かべるのが不眠によいということで、 匂いが強烈なのであんまり進んで飲みたくなるハーブではありま…

アスペルガーとアルコール

早くも今年も終わろうとしています。 あれこれ書こうと思っていることはあるのに、忙しくてちっとも書けていません。 さて、年末は忘年会に参加された方も多いことと思います。 私は自営業という仕事柄、義務的に飲み会に参加しなければならないようなことは…