発達障害の診断経緯 その4 診察を受ける
最初のクリニックの先生になかなかわかってもらえなかったので、
今回は事前に自分で成育歴を紙にまとめて持っていきました。
口頭での説明が苦手なので、あらかじめ自分の中で
整理しておきたいということもあったのだと思います。
先生には「こういうものを持ってくること自体、それっぽい」
と言われたのですが、この成育歴、
書いて持っていったことは覚えていたものの、
その内容はすっかり忘れていました。
それが、つい2年ほど前に、PCを処分しようとして
中身を整理したときに出てきたんです。
なんと、文字数にして2万文字(笑)。
確かに、こんなものを持っていったら「それっぽい」。
たぶん、書いているうちに止まらなくなっちゃったんでしょう。
もちろん、診察中にそんな長いものを読んでいる暇は先生にないので、
一から成育歴の問診を受けましたが。
診察は、問診と脳波検査と知能検査、
それにオプションでMRIとSPECTがありました。
SPECTはとても興味があったけれど、
1万5千円と高く、当時は極貧だったのであきらめました。
脳波検査と知能検査はクリニック内で受け、
MRIは近くの脳外科を紹介してもらいました。
MRIの画像をもらったときに、脳外科クリニックの先生には
「きれいな脳ですね」と言われたので、
やっぱり問題はないのかな?と思ったのですが、
やはり発達障害の専門家は、観点が違うようです。
総合的な診断が出たのは初診からおよそ3ヵ月後でした。
(続く)