それでも雨が降るときは

ホリスティックに発達障害とつきあう

ネコなのにイヌのふり

アスペルガーの人間は猫に喩えられることがありますが、

社会ではネコ的な行動よりイヌ的な方が好まれます。

皆といるときにプイっとどこかに行っちゃったらまずいわけで。

特に組織では、ある程度は犬のように従順にしていなければならないし。

 

生きづらいなんてアホか、人間みんな生きづらいんだって言う人もいますが、

アスペルガーのある人間の生きづらさっていうのは、

本当はネコなのにイヌのふりをしなきゃならない、あるいは

ネコなのにイヌに行動を合わせなきゃならないような感じなのかな、と。

 

だから、ネコらしくいられる場所が増えれば、もしくは

自分はネコなんだと開き直れれば、

はたまた、猫好きの人間が世の中にいるように

自分の猫性を魅力だと感じてくれる人に幸いにも囲まれていれば、

だいぶ楽になるのだろうと思います。