それでも雨が降るときは

ホリスティックに発達障害とつきあう

自閉症者にとってはリンゴは百薬の長ではない

身体にはこの食べ物がいいだの、あの食べ物がいいだのと

いろいろ言われますが、自閉症というものを考えると

それもまた違ってくるようです。

 

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リンゴは「百薬の長」と言われ、身体にいいと思われています。

ところが、自閉症者はあまり食べない方がよいようです。

 


 

リンゴにはアラビノースという真菌由来の有機酸が含まれていて、

自閉症統合失調症のある人はリンゴを食べると行動の問題を

起こしやすくなるのだとか。

 

アラビノースはB6やビオチンやリポ酸の補酵素としての機能も阻害するそうです。

サプリメントでこれらの補酵素を摂ったとしても、

リンゴを食べたら効かなくなるってことになりますね。

 

ちなみに、アラビノースは腸内のカンジダ菌が産生すると言われています。

カンジダ菌の増殖も自閉症者で多いことも指摘されています。

 

酵母菌も身体に良さそうですが、自閉症者にとってはよくないようです。

 

www.tomorrowkids-service.com

 

昔の私の定番の朝食は、天然酵母のパンにリンゴ、ヨーグルト、豆乳チャイ

というものでした。

酵母グルテンアラビノースカゼイン

自閉症者の脳にとってよくないもののオンパレードです(カフェインもね)。

糖質制限を始めてリンゴもやめたのですが、

アラビノースについては最近まで知らなかったものの、やめておいてよかったです。

 

メディアでは身体にはあれがいいだのこれがいいだの言っていますけど、

分子整合栄養医学を勉強するようになって、個体差を考慮して

自分にとって正しい知識を得るといるのは何よりも大切だなーと

思う今日この頃です。

 

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 こちらもよろしく。

ガイド 壮年期のアスペルガー症候群:大人になってからの診断は人生をどう変えるか

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こんなのもやってます。