それでも雨が降るときは

ホリスティックに発達障害とつきあう

お米を食べるならササニシキ

ササニシキって、若い人はもしかして知らないでしょうかね。

昔は人気があったのに、気がつけばすっかり見なくなりました。

 

何で急にササニシキの話題をもち出したかっていうと、

実は、ササニシキは、コシヒカリやひとめぼれよりも

血糖値の上昇が若干緩やかなんだそう。

それで最近気になっていたんです。

 

ここで何で血糖値云々なんて言い出すのかわからないという人はまずはこちらを。


お米の70%はデンプンで、デンプンはアミロースとアミロペクチンという

成分で構成されています。

実は、お米によってこの構成比率が違うのだそうです。

アミロペクチンが多いほど、もちもちとした触感になります。

もち米がその代表でアミロペクチン100%です。

最近は普通のご飯でもモチっとした方が好まれ、

冷めても美味しいという理由で

売られているお米のほとんどが低アミロース米になっています。

 

アミロースとアミロペクチンって何が違うのかと言うと、

グルコース分子のつながり方です。

 

アミロースが直鎖状につながっているのに対して、

アミロペクチンは枝分かれが多くなっています。

アミロースは直鎖状なので、端から順番に分解しなければならないのに対し、

アミロペクチンは枝分かれしている部分から一度に何ヵ所も分解できてしまいます。

 

つまり、アミロペクチンが多いと、分解されるのが速いので、

血糖の上昇も速いわけです。

最近あまり売られなくなった高アミロース米の方が、

血糖上昇が若干緩やかということなのです。

 

ちなみに、小麦粉も品種によって

アミロースとアミロペクチンの比率が異なるようです。

うどんにはモチモチとした触感を出すために低アミロース小麦が好まれるのだとか。

うどんを食べると血糖値が一気に200近く上がってしまうのは、

よく噛まずに勢いよく食べてしまうから、というだけではなさそうです。

アミロペクチンが多いのなら、しっかり噛んでも上がるんでしょうね。

 

そんなわけで、ササニシキ売ってないかなとスーパーに行くたびに

探してみたんですがやはりありません。

ネットでは買えるようですが、わざわざそこまでするほどでも。

 

と思っていたら、とある近所のスーパーで見つけちゃいました。

 

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さっそく食べてみましたが、あっさりとした味わい。

3年以上も糖質制限をやっていると、甘味に敏感になるので、

ご飯も何だか甘ったるく感じるのですが、

ササニシキはあっさりして食べやすい。

 

この味、そういえば覚えがある、と思ったら

(まあ、昔のお米は皆こうだったんでしょうけど)、

インドのバスマティ米でした。

インドカレー屋でよく使われている、あの長細いインディカ米です。

かつてインドにたびたび長期滞在をしていたのですが、

物価がとにかく安いので最高級のバスマティ米を買っていました。

パサパサした印象だと思いますが、水を少し多めにして

圧力鍋で炊くと、結構モチモチします。

タイ米も同じく高アミロース米です。

 

「カルローズ」というえらく安いカリフォルニア米もスーパーで売られていて、

「ピラフやチャーハン向き」とあったので高アミロース米なのかなとも思いましたが、

調べてみてもよくわからず。

でも、コシヒカリなんかよりはアミロースは多いでしょうね。

 

元々モチ米をハレの日にしか食べないというのは、

一気に血糖値が上がるということを考えると納得。

 

ササニシキは、お寿司屋さんではシャリとして今でもよく使われているそうです。

スーパーやコンビニのお寿司は違うでしょうけどね。

 

買ったお米、5㎏もあるけど、そういえばあんまりお米を食べないんでした。

食べ終えるのはいつになることか。

ということで、冷蔵庫の中に主のようにでーんと居座っています。

 

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