それでも雨が降るときは

ホリスティックに発達障害とつきあう

アスペルガー当事者としての心得

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先日、片づけをしていたら古いメモ帳が出てきて、

その中に「アスペルガー症候群当事者としての心得」なる

メモ書きありました。

たぶん、診断を受けてからそう時間のたっていない頃だと思うので、

十年以上は前のことだと思います。

 

自分で書いたのにすっかり忘れていた「心得」なるものは

次のようなものでした。

 

・他人に理解されることを期待しない

・自分を外人か異星人だと思う

・孤独を楽しむ

・一人の時間を大切にする

・正直であることを誇りに思う

・自分の世界を守り、育てる

・自分の世界を無理に他人と分かち合おうとしない

・考えすぎのときは血糖値が下がっていないか注意する

・無理に人づきあいをしない

・人づきあいができなくても自分をダメだと思わない。

足の悪い人が走れないのと同じこと

・社会の中でより善く生きる努力をする

・すべては変わってゆくということを忘れない

・限られた時間を大切にする

・他人の問題は引き受けない

 

このときには外からの知識なしに低血糖の問題に気づいていたことには

我ながら感心しますが、いかんせん、その対処法は間違っていました

(とにかく甘いものを食べないといけないと思っていたので)。

 

まあ、定型発達者がみたら、きっととても悲観的な内容に思えるだろうけれど、

発達障害当事者にとっては、当面の考え方として

参考になるところもあるのかな、と。

 

 

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発売から1年経ちました。

ガイド 壮年期のアスペルガー症候群:大人になってからの診断は人生をどう変えるか

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