それでも雨が降るときは

ホリスティックに発達障害とつきあう

ストレスの多いときにはカフェイン摂取を避けた方がいいワケ

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もう10年以上もお世話になっている翻訳会社さんから

素敵なものをいただきました。

毎年、創業記念日に記念品を登録翻訳者にも送ってくださるんですが、

今年はオリジナルブレンドコーヒーとビーガンクッキー。

 

送られてきた封筒を開けたらコーヒーのいい香りが。

しかし私は、もうだいぶ前にコーヒー断ちをして、

今では外ではカフェオレを飲むことはありますが、

家にはコーヒーを置かないようにしています。

ドリッパーもとっくに捨ててしまいました。

 

けれども、なぜか、コーヒー止めたくせに

ちょっと前にとっても好みのコーヒーカップを見つけて

値段もお手頃だったので、つい買ってしまったのでした。

まるで、コーヒーをいただくことを予期していたかのよう(笑)。

ドリッパーって100均でも売ってたっけ?

 

でも、ちょっと待った。

しばらくは手を出すのはやめておこう。

というのは、ここのところ多大なストレスがあったからです。

 

ストレスがかかると、抗ストレスホルモンであるコルチゾール

副腎から放出されます。

カフェイン摂取によってもコルチゾールやアドレナリンが分泌されるので

ストレスにカフェインを摂ると、さらに副腎に負担がかかることになります。

コルチゾールがどんどん出て枯渇すれば、

ストレスにさらに弱くなるのです。

 

しかも、今回のストレスというのは人間関係が原因で

あまりに腹立たしいことだったので、

そんなときにカフェインでさらにアドレナリンを出せば

まさに火に油。

 

だからね、せっかくコーヒーいただいたんですが、

しばらくして落ち着いてから、少しずついただこうかなと。

掌ほどにも大きいビーガンクッキーは、

パキパキっと割って半分ほどいただきました。

しっかり糖質制限をしていた時期よりだいぶ糖質を摂るようになったものの

さすがにこのデカさ。1枚まるまるは食べられない。

 

ストレスの多いときには、ハーブティーでまったりがいちばんですよ。

カモミールなどの鎮静系ハーブや、ビタミンCの多いローズヒップがおススメ。

 

カフェインについては、こちらもご参考に。


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2冊目の翻訳書が出ました。Kindle版もあります。

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自分に合った睡眠サイクルを知ろう

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早起きって憧れます。

朝4時とか5時とかに起きて瞑想したり

サクサク仕事をしたり。

 

朝早く起きられないというわけでもないんです。

目覚ましをかけて、起きようと思えば起きられる。

そうして朝型に切り替えようとしたことも何度となくあります。

必要があれば起きられるし。

 

でも、いつの間にかまたもとに戻ってしまうんです。

ただ、そのままどんどん就寝時間が後ろにずれていくということもない。

徹夜ができる体質でもなく。

 

クロノタイプを調べられるものがあると知って、早速やってみました。

クロノタイプというのは、朝型・夜型といったタイプのこと。


そうしたら、「中間型」でした。

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好きなときに寝て好きなときに起きると

自然と1時就寝、8時起床になってしまうんですが、

まったくその通りに結果が出ました。

 

早起きしないといけないときは早く寝るんですが、

いつも1時間くらいで目を覚ましてしまうので、

「早起きしないといけないと思って緊張してよく眠れない」

のだとずっと思っていました。

無理して早寝早起きしても、午前中に眠くなってしまうし。

 

でも、この結果を見ると、

単に自分の睡眠のリズムに合わないだけだったんですね。

 

成長ホルモンがよく分泌されるのは22時から2時のあいだなので

夜中の12時前には寝た方がいいなんていう話も聞いたことがあって、

それで早寝早起きになりたいとも思っていました。

 

でも、実際には眠ってから1,2時間のあいだに分泌されるらしく、

就寝時間はいつでもいいようです。


早朝の静かな時間を有効に使うのには憧れるけれど、

私には無理があるとわかってさっさとあきらめたら

楽になりました。

 

朝8時に雨戸を開けるのって、怠け者っぽくて

ちょっとイヤだったんですが(笑)。

発達障害凸凹にありがちな「自分は怠け者なのかも」

というコンプレックスがいまだに残っているんだなぁ。

 

無理して早起きするとメンタルもイライラしがちだったしね。

私は1時-8時の睡眠がいちばんパフォーマンスが上がるのだ、

と開き直りました。

 

気になる方はぜひ一度チェックを。

 

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サプリメントは食事の代わりにはならない

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ここのところ忙しくて、何とかならないかと思っていました。

苦肉の策として、朝食を抜いてブランチにすれば、

1食分の時間が浮くと考えたのです。

 

それで、やってはみたものの、どうも調子が悪い。

さすがに朝食抜きでは低血糖になってしまうからいかん、と思って

おにぎりを作って、PC作業をしながら

ちびちび時間をかけて食べることにしたのです。

時間をかけてちびちび食べるというのは、

血糖値が急激に上がらないようにするためです。

 

これを数日続けてみたところ、やっぱり頭が上手く働かない。

結局は、カロリー不足、エネルギー不足なんです。

1食抜いて時間を作ってみたところで、

作業がスムーズにいかないので結局効率が悪い。

 

やっぱりあかん、ということで、また時間をかけて

朝食をしっかり食べることにしました。

朝から、魚やお肉も食べてタンパク質補給。

そうしたら、生産性の上がること、上がること。

 

1食抜きが続くと、だんだん甘いものやカフェインが欲しくなりました。

頭がはっきりしないので、ドーピングでしゃっきりしたがるんですね。

でも、3食しっかり食べていると、甘いものもカフェインも欲しくなりません。

 

私は分子栄養学を勉強しているので、

講座ではよく食事が基本だという話をされるんですが、

まさにその通りだとあらためて実感したのでした。

サプリメントは食事の代わりにはなりません。

 

それにしても、朝からずいぶん食べられるようになったなあと。

かつての私の朝食はこんなでした。

今じゃ、食べようと思えば、朝からハンバーグも食べられるくらい。


心身の不調は、まずは食生活・生活習慣を見直すことが大事ですよ。

 

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夏によく眠れないのは布団が重くないから?

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いよいよ本格的な夏ですね。

まだ夜中はさほど暑くもないのに、

早くも睡眠が浅くなっています。

夜中に目が覚めることが急に増え、

朝起きてもどうもすっきりしない。

 

冷房をつけて寝ると、30度の除湿でも寒くて目が覚めてしまうので、

熱帯夜は扇風機を回して寝ているのですが、

まだそれほど暑くありません。

 

仕事が忙しいので、そのストレスもあるのかもしれませんが、

ふとあることに気づきました。

 

以前に書いたこの記事。


私は知らなかったんですが、一時期、ニトリの重い毛布が流行ったそうですね。


重い掛布団にはリラックス効果があって、

睡眠の質が上がるということですが、

発達障害者だけではなく、誰にでも効果があるようです。

 

考えてみれば、夏に使っているのは軽いタオルケット。

睡眠が急に浅くなったせいはもしかしたら、そのせいかも。

 

そんなわけで、冷房つけて重い布団をかぶって寝てみようかなと

思い始めている今日この頃です…。

 

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カフェインとADHD

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ちょっと前に、図書館で面白い本を見つけました。

 

この本については、別のブログにも書いたのですが、

カフェインがポピュラーになった経緯から、

合成カフェインについてまで詳しく書かれていて、

とても読みごたえがありました。

 

 

ストレスによる睡眠障害を起こしやすい人の方が

カフェインの影響も受けやすいとか、

カフェインに弱い人がカフェインを摂ると強い不安感が生じるといった

研究結果も紹介されています。

 

それで、カフェインと発達障害についての論文ってないのかな

と思って調べてみたところ、やはり数は少なく、

無料で読めるものとなるとほとんどないに等しいのですが、

思春期のADHDの人を対象にカフェイン摂取と睡眠について

調べた論文が見つかりました。

 


この研究では、思春期のADHDの人とADHDでない人を対象にして

朝・昼・晩の1日あたりのカフェイン飲料の摂取回数と睡眠との

関連について調べています。

 

午後のカフェイン摂取と自己申告による睡眠問題との関連は

ADHDの有無を問わず、どちらの群でもみられたそうですが、

ADHD群は非ADHD群よりも、

午後や夕方にカフェインを摂取する傾向が2.47倍高かったのだそうです。

 

ADHDの人では、午後や夕方の時間帯にADHDの薬が切れると、

セルフメディケーション」の手段としてカフェインを使用することがある

とこの論文には書かれていますが、

午後以降には、副腎皮質から分泌されるコルチゾールの濃度が

低下することも関連しているのでしょう。

発達障害者はそもそもコルチゾール濃度が低いとも言われています。

 


カフェインはコルチゾールの分泌を促しますが、

無理矢理分泌させれば副腎に負担がかかるわけなので、

副腎疲労につながります。

 

 

カフェインと言うと、コーヒーを思い浮かべますが、

カフェインが入っているのはコーヒーだけではありません。

この研究の被験者は12~14歳ということですが、

この年代だとコーヒーをたくさん飲むようなイメージはありません。

でも、カフェイン飲料にはほかにも、紅茶や緑茶などもあり、

意外と知られていませんが、清涼飲料水にも入っています。

 

昔と違って、今では清涼飲料水は2Lのペットボトルに入って売られているので、

一気に大量に飲んでしまうこともあるかと思います。

緑茶であれば、夕飯のときに子どもにも出している

家庭もあるかもしれませんよね。

 

大人では、栄養ドリンクに入っているのを知らずに

大量摂取している人も意外に多いのでは。

 

前述の本で紹介されていて興味深かったのは、

ストレスの多い生活を送りながらカフェインを大量に摂っていると、

健康な人でも「聞き違い」を起こすことがあるという研究結果です。

 

「聞き違い」とか「見間違い」によるミスって、よくありがち。

ADHDだから、ではなくて、

単にカフェインの摂りすぎだったりすることもあるかもしれませんよ。

 

一気にやめると頭痛などの離脱症状が起きることがあるので、

上手に減らしていきましょう。

 

こちらもご参考に。


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梅雨時は自律神経の乱れに注意

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そろそろ関東も梅雨に入りそうですね。

この時期に気をつけたいのは、自律神経の乱れ。

最近は「気象病」という言葉もよく耳にするようになりましたが、

気温や気圧や湿度の変化で自律神経が乱れることで不調が起こります。

 

私も以前はよく気圧が低いと頭痛がしたりしていました。

今はそこまでではありませんが、ひどく眠くなることもあります。

 

この時期は、急に気温も高くなるので、体温調節が上手くいかず、

汗をかけなくて熱がこもってしまうこともあります。

 

そんなときには、温冷交代浴がおススメです。

熱いお風呂に浸かるのと、冷たいシャワーを浴びるのとを

3~5回繰り返すというものですが、自律神経が整うようです。

 

あとは、耳のマッサージもいいようですね。

耳たぶを引っ張ったり、耳の周りを揉んでみたり。

 

「頭痛~る」などの気圧の変化を予想してくれるアプリもあるので

上手く活用しましょう。

 

これからの季節は、外の暑さと冷房の効いた室内の温度差で

自律神経が乱れやすくなります。

いわゆる「夏季うつ」にもつながるので、今からしっかり予防を。

 

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欠点は見方を変えれば宝に

2冊目の翻訳書がそろそろ出版されます。

本当は去年に出版されるはずが、コロナの影響でこの時期になりました。

 

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出版社からお話をいただいて訳した本ですが、とてもいい本です。

カップルの片方にアスペルガーがある場合のパートナーシップについての本ですが、

いわゆるカサンドラ本とはちょっと違い、

カップルがふたり揃って取り組める内容になっています。

具体的なワークが満載で、

定型発達のカップルでも参考にできる部分は大きいと思います。

 

献本を手にしてふと思ったのは、

そういえば、将来翻訳書を出すなんて、かつての私は想像もしなかったなということ。

 

実のところ、翻訳を生業にしたいと思ったことなどなかったのです。

ちなみに、英語の成績は悪くはなかったけれど、

特に英語を使った仕事をしたいと考えたこともありませんでした。

英会話は得意ではないし。

というか、日本語ですら会話は得意とは言い難いので(笑)。

 

それがどうして翻訳の仕事をすることになったかというと、

あくまでも食べていくため。

まあ、感動した小説があって、

こんな作品を訳せたらいいなと思ったことはありますが、

そこまで文章力があるわけでもなく、

ましてや出版翻訳なんて食べられるわけがない。

 

そもそも、翻訳というのは帰国子女だとか、

英文科を出た人がやるものだと思っていました。

実際、翻訳を生業にしていると言うと、

帰国子女なんですかとか、英文科ご出身ですか、

なんて訊かれることがよくあります。

 

きっかけとなったのは、誰だったか忘れてしまったけれど、

ある翻訳家の人がインタビューで

「おおらかで細かいことを気にしない人は翻訳の仕事に向いていない」

というようなことを言っていて、

じゃあ、私向いてるかも、と思ったことでした。

 

「おおらかで細かいことを気にしない人」って、

世間一般では美徳のように考えられがちなので、

そうでない自分にずっとコンプレックスがあったのです。

 

でも、その一言で目からウロコ。

それから実務翻訳の勉強を始めて、医薬分野の仕事を請け負うようになり、

訳したい本があったので、まるまる1冊訳して出版社に送って

出版されることになったのが1冊目。

2冊目の今回は、別の本をまるまる訳して出版社に送ったところ、

それはボツになったのですが、別のお話をいただいた、という流れでした。

なんで出版されるかどうかもわからない本をわざわざ1冊訳したかというと、

出版翻訳は未経験だったので、きちんと1冊訳せるか不安だったのと、

実績がない人間が翻訳力をわかってもらうには

そうするのがいちばんだろうと思ったからです。

もちろん、時間も労力もとてつもなくかかりましたが。

 

で、実際に翻訳の仕事に携わって10年以上。

「おおらかで細かいことを気にしない人は翻訳の仕事に向いていない」

というのはまったくその通りだと思います。

 

「英語が得意=翻訳ができる」という公式は必ずしも成り立たず、

実際には、英語力が多少低くても、ちまちま辞書を引いたり

不明箇所を明らかにすべくネットの大海を泳いで謎解きをしたりする

根気があるかどうかの方がよっぽど大事。

もちろん、和訳であればある程度の日本語の文章力は必須。

 

実務翻訳となると、何が何でも納期は厳守。

たとえば、非の打ち所がない素晴らしい訳文を仕上げられたとしても

納期には遅れる、誤字脱字がやたらと多い、

仕事の打診への返信が遅い人よりも、

80点ぐらいの出来の訳文でも、納期は絶対守る、

誤字脱字が少ない、仕事の打診への返信が素早い人の方が重宝されます。

 

翻訳は英語の得意な人がやるものと思い込んだまま、

細かいことにやたらとこだわることを欠点としか捉えていなかったら、

今の私はなかったでしょう。

 

新刊でも、アスペルガーのあるパートナーの長所を活かしましょう

という箇所があります。

自分の嫌な面、相手の嫌な面、あらためてリフレーミングして

活用してみてはいかがでしょう。

 

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ガイド 壮年期のアスペルガー症候群:大人になってからの診断は人生をどう変えるか

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リーキーガットとリーキーブレイン

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最近では、リーキーガットという言葉も以前より知られるようになりました。

リーキーガット(Leaky:漏れる、Gut:腸)症候群とは、

腸粘膜のタイトジャンクションと呼ばれる細胞間の結合が緩くなって、

本来通さないはずの分子の大きなものも通してしまう状態のことです。

 

リーキーガットになると、インスリンの初期分泌が低下して

血糖値が上がりやすくなったり、

アミノ酸まで分解されていない未消化のタンパク質も

通したりしてしまいます。

 

リーキーガットの原因には、抗生物質の多用や過度の飲酒のほか、

カンジダ菌の増殖や、小麦粉に含まれるグルテン

乳製品に含まれるカゼインがあります。

 

特にグルテンは、腸のタイトジャンクションを壊すゾヌリン

という物質を放出させます。

 

簡単に物質を通さないような構造は

腸のタイトジャンクションだけでなく、脳にもあります。

それが脳血液関門ですが、ゾヌリンはなんと、

脳血液関門も開いてしまうのです。

 

そうすると、未消化のタンパク質は

腸のタイトジャンクションを通るだけでなく、

脳血液関門も通過してしまい、

モルヒネ様のオピオイド受容体にくっついて

頭がボーっとしたりするのだそうです。

中毒症状も起こるので、小麦粉はやめられないわけです。

パンを食べて幸せな気分になるのは、

美味しいからってだけじゃないわけですね。

 

グルテンカゼインフリー(小麦製品・乳製品を避ける)の食事で

自閉症スコアが改善したという研究結果もあるらしいですが、

そもそも発達障害者は、タンパク質分解酵素であるDPP-IVの働きが悪いために、

グルテンカゼインが十分に分解されないそうです(以下参照)。


ちなみに、GABAって脳血液関門を通過できないのですが、

GABA入りチョコやGABAのサプリを摂って効いてしまうのは

リーキーブレインを起こしているからではないかという説もあります。

ただ、GABAの受容体には腸にもあるらしいこともわかってきているので

実のところはわかりませんが。

 

実際にリーキーガットを起こしているのかどうかというのは

遅延型フードアレルギー検査をしてみるとわかります。

これは、急性アレルギー検査のようにIgEをみるものではなく、IgG抗体をみます。

この検査で、たくさんの項目に反応していることがあります。

 

こんなにたくさん反応が出てる!何にも食べられないじゃん!

と思うかもしれませんが、これは、リーキーガットになっていて、

未消化物を通してしまっているので反応が出ているということのようです。

だから、大きく反応したものを食べるのをすべてやめなくてはならない

ということではなくて、リーキーガットを治すことが必要だということです。

そのためには、まずはグルテンカゼインフリー。

そしてカンジダのエサになる糖質の過剰摂取をやめること。

 

そのほかには、尿有機酸検査も参考になります。

カンジダ代謝物であるシュウ酸や酒石酸やアラビノースが高いと、

カンジダが繁殖している可能性が高いので

リーキーガットも起こしている可能性があります。

 

ちなみにシュウ酸は、ほうれん草などに含まれていることが知られていますが、

トマトやナスなどの野菜のほか、コーヒー、紅茶、緑茶にも多く含まれます。

なので、そうしたものをたくさん食べていると、

カンジダが少なくてもシュウ酸値が上がるので注意。

 

有機酸検査は見方が難しいので分子栄養学クリニックで受けた方がいいですが、

遅延型フードアレルギー検査は郵送でも受けられます。

ただ、どちらもお値段高いですからね…。

私はかつてはレーズンから酵母を起こしてパンを作っていたほどの

パン好きでしたが、リーキーガットについて知って以来、

すっかり食べなくなりました。

遅延型アレルギー検査は、6年近く前に1度受けて以来受けていませんが、

有機酸検査でアラビノースはだいぶ下がったし、腸の状態もかなり良好に。

 

気になる人は、まずはグルテンカゼインフリーを。

 

こちらもご参考に。

   

発達障害にクスリはいらない (子どもの脳と体を守る食事)

発達障害にクスリはいらない (子どもの脳と体を守る食事)

 

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血糖値の上下を少なくする工夫 その2

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前回の続きです。


血糖値スパイクも起こさず、エネルギー不足にもならないようにするには

どうすればいいのでしょう。

 

血糖値スパイクを起こさないようにするには、

急激に血糖値が上がるような糖質の多いものは避けること。

特に小麦粉は、血糖値の上がりやすいアミロペクチンが多いので

お米よりも血糖値スパイクが起きやすいです。

麺類だとツルツルっとよく噛まずに入ってしまうのでなおさら。

 

お米もそうですが、アミロペクチンが多いとモチモチ感が出ます。

もち米はほとんどがアミロペクチンです。

 

なるべくタンパク質を先に摂り、糖質は後にすると

血糖値が上がりにくくなります。

食物繊維をたっぷり摂ることも必要です。

 

よっぽどタンパク質や脂質をしっかり摂らない限り

糖質の摂取量が少なすぎるとかえって低血糖になります。

摂ったタンパク質がエネルギーに使われてしまって

身体を作る方にまわらなくなってしまうのも考えもの。

 

あとは、腸内環境を悪化させないことも大事。

カンジダ菌が増殖してリーキーガットになると

糖が取り込まれやすくなります。

 

食間が長くなると低血糖になりやすいので補食が必要です。

低血糖を起こす前にエネルギーになるものを入れたいところです。

が、糖質という点だけ考えてローカーボスイーツばかり

毎日食べていると腸内環境は悪化します。

人工甘味料はかえって耐糖能を悪化させるとも言われています。

 

なので、低糖質スイーツもたまにはいいけれど、

タンパク質やナッツ類を摂るか、

副腎疲労がある場合にはやっぱり多少糖質は摂った方がいいので

できるだけデンプンの形で時間をかけて少しずつ摂るのがいいと思います。

 

葛湯のちびちび飲みやミニおにぎりのちびちび食べなどがおススメ。

こちらを参照。

 

分子栄養学の講座では、

葛湯を作るのが面倒な場合や副腎疲労が強い場合には、

非加熱ハチミツが勧められていました。

 

ハチミツって、血糖値上がるんじゃない?と思ったのですが、

低血糖を起こす前に食べればそれほどではないとのこと。

水飴の入ったものはNG。必ず非加熱のものを。

 

なぜ非加熱である必要があるかというと、

非加熱だと酵素が壊れていないので、

グルコースとフルクトースがバラバラになっていて

グリコーゲンとして貯蓄されやすいのだそうです。

 

どれくらいの量食べたらいいかというと、大さじ1杯くらいをこまめに。

低血糖になりやすかった時期に試してみたところ、

食べる前に88だった血糖値が15分おきの測定で

→91→106→123→78となりました。

最後のところは、短時間でガクッと下がってしまっているので、

私には小さじ1杯くらいがいいかなと思いました。

これはあくまでも一時的な治療食だということなので、

食事をしっかり摂ってハチミツに頼らなくて済むようになることが大切です。

 

EAA必須アミノ酸)やBCAA(分岐鎖アミノ酸)も血糖値を上げてくれるので、

私は外出時には、EAAやBCAAのパウダーを

ハーブティーに溶かしたものを持って行って、ちびちび飲んでいます。

ただし、BCAAはトリプトファンより取り込みが優先されるので、

トリプトファン不足になってメラトニントリプトファンから作られる)

不足で眠れなくなるので夜には摂らないほうがいいです。

 

MCTオイルも速やかにエネルギーになってくれます

低血糖になってからじゃ遅いけど)。

空腹時に摂るとお腹が痛くなりやすいので食後に摂りましょう。

 

EAA/BCAAやMCTオイルは、消化にそれぞれビタミンB6とB2が使われるので

摂りすぎるとB6やB2が不足するので注意が必要です。

 

ダーっと書きましたが、ポイントは、


・単純糖質を避ける(できるだけデンプンの形で摂る。

ブドウ糖果糖液糖やコーンシロップなどの異性化糖

特に血糖値を急上昇させやすいので注意)


・できるだけグルテンカゼインフリー


・食間が長くならないように補食をこまめに摂る

(特にコルチゾールの分泌が少なくなる夕方)


・カフェインは血糖値を上げるコルチゾール

アドレナリンを無駄遣いするのでできるだけ避ける


・食べる順番を変える


・よく噛んでゆっくり食べる

 

食べ物による血糖値の上下の仕方は

人によって、また、同じ人でも場合によって違うので

リブレなどで実際に測りながら試行錯誤することをお勧めします。


きちんとタンパク質を摂って運動していると筋肉がついて

低血糖になりにくいなあと感じます。

そのためには、腸内環境がよく、胃酸がしっかり出ていないと

タンパク質を摂っても身にならないのですよね。

吸収されてもエネルギーに使われてしまえば筋肉つかないし。

分子栄養学、奥深し。

 

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血糖値の上下を少なくする工夫 その1

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前回のブログからまたずいぶん経ってしまいました。

前回は夜間的血糖について書きましたが、

日中に血糖値の上下が激しく起こると夜間低血糖を起こしやすくなります。

 

 

そして、血糖値の安定は情緒の安定にもつながります。

うつなどの精神疾患低血糖症の関連も指摘されています。

 

では、血糖値を安定させるためにはどんな食べ方をしたらいいでしょうか。

 

単純に考えると、糖質制限をすればいいということになるのですが、

これにも落とし穴があります。

 

糖質制限をすると、血糖値スパイクがなくなるので

調子がよくなったように感じますが、

代わりのエネルギー源を十分に確保できないと

かえって低血糖になります。

 

一般的には、糖質制限をしてはいけないのは、

腎不全、活動性膵炎、非代償性の肝硬変、長鎖脂肪酸代謝異常

のある場合と言われていますが、

そのほかにも次の場合には注意が必要です。

 

タンパク質や脂質の摂取量が足りない、

足りていても胃酸や消化酵素が出ていなくて吸収されていない、

副腎疲労があってコルチゾールが枯渇していて血糖値を上げられない、

タンパク質や脂質の摂取・吸収・代謝に問題がある、

タンパク質や脂質の代謝補酵素(ビタミンB6やB2など)不足、

筋肉量が少ない(糖新生が起こりにくい)、

飲酒量が多く、肝機能が低下している(グリコーゲンが溜まりにくい)、

などの場合です。

 

そうした状態が長期にわたると、だんだん調子が悪くなって

甲状腺機能低下にもつながりかねません。

エネルギー不足で身体が飢餓状態と勘違いして、省エネモードに入るからです。

Low T3症候群というものがあるそうですが、

甲状腺ホルモンにはT3とT4の2種類があって、T3だけが下がるというものです。

私も長期にわたって糖質制限をやって、T3が少し下がってしまったので、

今ではある程度は糖質を摂るようにしています。

 

それに、発達障害者は多かれ少なかれ副腎疲労気味ではないかと思うので、

やっぱり糖質制限をきっちりやるには不向きではないかと思うようにもなりました。


では、血糖値スパイクも起こさず、エネルギー不足にもならない

ようにするには、どうしたらいいんでしょう。

 

前置きが長くなってしまったので、また次回に。

 

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