それでも雨が降るときは

ホリスティックに発達障害とつきあう

2018-01-01から1年間の記事一覧

年の瀬に

今年もあと数時間で終わり。 今年は我ながらがんばったと思います。 翻訳書も出せたし、ハーブの試験も合格したし、 2年にわたるタロットの講座も無事終了。 その他にも勉強中のことが多々あって来年も引き続きがんばりモード。 若い頃には無理だったこんな…

アスペルガーとアルコール

早くも今年も終わろうとしています。 あれこれ書こうと思っていることはあるのに、忙しくてちっとも書けていません。 さて、年末は忘年会に参加された方も多いことと思います。 私は自営業という仕事柄、義務的に飲み会に参加しなければならないようなことは…

サプリメントはやたらと飲めばいいというものでもない

サプリメント摂取をするようになって早3年が経ちました。 糖質制限と併せて、体力の改善、いや、人生そのものの改善に だいぶ役立ちましたが(だって身体が資本だから)、 かなりの試行錯誤もしてきました。 個体差によって必要な栄養素やその量は異なるので…

インドナプキン物語

少しヒマが出てきたので、またインド映画を観てきました。 www.youtube.com なんでこの映画を観たかったのかというと、 私はちょっと前まで20年来、インドによく行っていたのですが、 ナプキンの値段の高さはよく知っていたからです。 この映画は実話に基づ…

恵まれていないという恩寵

私には、自分にないものばかりを数えあげてしまう癖がありました。 自分にはこれがない、あれがない、あんなところが欠けている、 誰々さんのようにはできない、なんて。 たぶん、発達障害のある人間であれば、多かれ少なかれ皆そうでしょう。 自分の至らな…

天才とは

天才と発達障害の関連性は指摘されているけれども、 天才というのはごくごく一部に過ぎないし、 「天才=発達障害」というわけでは必ずしもないのだと思います。 誰しも何かしらの才能はあっても、天才というのはやはり違うのだと 先日、久々に天才を知って…

ちょっと前の芸術の秋

秋もあっという間に終わってしまいました。 いちばん大好きな季節なのに、忙しくてほとんどどこにも行けなかったような 気がしていましたが、その割には合間を縫ってちょこちょこ美術館に行っていました。 まずは茅ケ崎市美術館で小原古邨展の後期。 前期は…

頭蓋骨がゆるんだらラクに

少し前にクラニオセイクラルセラピーというのを受け始めました。 頭蓋骨を調整してくれる療法です。 仕事で一日PC画面を見っぱなしで目が疲れるというのもありますが、 とにかく頭がパンパンでずっとつらかったのです。 美容院でも「頭皮パンパンですよ~。…

なつかしい故郷

以前は月に1本くらい映画を観に行っていましたが、 最近は忙しくてなかなかそれもできません。 観に行きたい映画はいくつかあるのだけれど、 わざわざ忙しい合間を縫ってというほどでもなく、 そうこうしているうちに時間が経ってオンデマンドで観れるように…

ゴロゴロしなくなったのは

すっかり秋めいてきましたね。 秋といえば読書の秋。 そういえば以前は、私にとって読書とは寝っ転がってするものでした。 それが、気がつけば、意識的に直そうと思ったわけでもないのに 寝転んで本を読むことがまったくなくなりました。 メガネをかけるよう…

これからの季節のアロマオイルの活用法

先日、エアコンのクリーニングを頼みました。 冬になってまた使い始める前に汚れをとっておこうと思ったわけです。 エアコンのクリーニングってお金がかかりますが、 たまにはしておかないとちょっと心配です。 大昔にハウスクリーニングのバイトをしたこと…

もう、折れない。

最近、勉強することが増えました。 これほどの勉強意欲が30年近く前にあったらどんなによかったでしょう(笑)。 悔やんでも仕方ないので、それはさておき、 そんなわけでシャープペンを使うことが増えました。 芯を出すと勝手に尖ってくれるシャープペンが…

風邪の予防にエキナセア

そろそろ寒くなってきましたね。 風邪の季節になる前に、と思って、 エキナセアというハーブのチンキ剤を仕込みました。 エキナセアは免疫力を高めるハーブで、 風邪の予防や引き初めに飲むと免疫力を上げてくれます。 チンキ剤の作り方は簡単で、煮沸したビ…

フリーランサーの心得 その3~環境を整える

私が派遣社員として働いていた会社を辞めてフリーランスで翻訳の仕事を やると決めたときに最初にしたのは、 仕事用の机と椅子と大画面のモニタつきデスクトップPCを買うことでした。 翻訳の仕事というのは、実はネット環境さえあればどこでもできます。 ラ…

フリーランサーの心得 その2~無理な仕事は勇気をもって断る

以前の記事で、私が10年近くフリーランスの翻訳者として食べてきて 心がけてきたことについて書きました。 そのほかに挙げるとすれば、無理な仕事は勇気をもって断ることです。 もちろん、最初のころは仕事を選り好みできませんし、 多少無理をしてでも引き…

障害にどのように立ち向かうかが個性

学習障害のある南雲明彦さんが 「『障害』が個性なのではなく、障害にどう立ち向かうかが個性だ」 というようなことを言っていたとどこかで読んだのですが、 先日、山道を歩いたときに出会った人の姿を見てその言葉を思い出しました。 久しぶりにnoteに書い…

フリーランサーの心得

今年も残すところあと3ヵ月となりました。 10月になって、ふと気づくと、フリーランスの翻訳者になって10年。 こんなに長く続いた仕事は初めてですが(笑)、 仕事内容云々より、フリーランスという形態が合っていたのだと思います。 というか、それ以前もほ…

一夜の恩義

蓮の花の絵に惹かれて、茅ケ崎市美術館まで小原古邨展を観に行ってきました。 昔は日本画なんて全然興味がなかったのに、 歳とともに花鳥風月の世界が大好きになりました。 小原古邨の絵は、どっぷり花鳥風月の繊細な世界。 実物を見るまでは肉筆画だと思い…

双極性II型傾向のある人は腹七分目

まだ認知度は低いと思いますが、双極性障害II型というものがあります。 通常の双極性障害のように躁状態は目立たず、 軽躁状態のときは単にやたらと調子がいい、いつもより元気、 くらいにしか本人も自覚がないので、 うつ状態になったとき病院へ行ってうつ…

毛布は重いに限る

今日は日射しが暑いというよりも暖かく感じられました。 お彼岸も近づいて、ようやく秋でしょうか。 朝晩も冷え込むようになったので、 毛布を掛けている方もいらっしゃるかもしれません。 毛布と言えば、面白い記事を読みました。 寝るときに重い毛布を使用…

無用の用

今年の夏は暑くて、やる気が出なかった人も多かったと思います。 かくいう私もその一人。 もう20年も前に、日中は45度を超える(しかも停電付き)国で 過ごしていた時期があったのに、 今ではすっかり夏は苦手になってしまいました。 あまりのやる気のなさに…

糖質制限にギムネマや桑の葉茶は効く?

私は自分が低血糖になりやすいことに気づき、 糖質制限が有効なことを知ってから、程よい糖質制限をすべく 試行錯誤してきました。 低血糖になぜ糖質制限?と不思議に思うかもしれませんが (私も最初に聞いたときは不思議でした)、 一気に血糖値が上がるこ…

自閉症者にとってはリンゴは百薬の長ではない

身体にはこの食べ物がいいだの、あの食べ物がいいだのと いろいろ言われますが、自閉症というものを考えると それもまた違ってくるようです。 リンゴは「百薬の長」と言われ、身体にいいと思われています。 ところが、自閉症者はあまり食べない方がよいよう…

職場のヘンな人とゴーヤの佃煮

猛暑が続いていたのが、ここ数日は朝晩が涼しくなって楽になりました。 夏といえばゴーヤの季節ですが、ゴーヤといえば私はある人を思い出します。 もう十年も前のことになりますが、フリーランスの翻訳者になる前に 働いていた会社にいた人で、私は長期記憶…

仕事が仕事をしてゐます

世の中の大半の人はお盆休みでしょうか。 フリーランス稼業はカレンダー通りではないので 仕事が入れば仕事をしますが、ここ最近、仕事の合間に 美術館めぐりをしました。 美術館に行くのは好きなのですが、観に行きたいものが 全然ない時期と、あっちもこっ…

アスペな人~孤高の天才画家 田中一村

「類は友を呼ぶ」で、発達障害のある人間は 同じように発達障害的な人間に惹かれる傾向があります。 かくいう私もそうです。 私が好きな日本画家のひとりが田中一村です。 知っている人は多くはないかもしれません。 無名のまま亡くなって、死後だいぶたって…

責任をもてるのは自分の感情だけ

生きているといろいろなことがあって、 特に発達障害があると人との関係で問題は多々起こります。 問題が起きたときに、関係を何とか修復しようとして 余計にこじらせていまうこともあります。 そんなときは、何もかも自分が悪いようにも思えてしまうけれど…

嫌な想いで更新された記憶の下には良いこともあったはず

脳みその特性のせいなのか、いろいろな出来事があると、 最後に残った想いで記憶が更新されてしまうことがよくあります。 「終わり良ければすべて良し」となればよいけれど 「終わり悪ければすべて悪い」となってしまうこともあります。 でも、よく考えてみ…

天気痛の治し方

今日は関東は晴れていますが、まだ大雨の地域も多いと思います。 昨日は全国的に雨でしたが、図書館にリクエストしていた天気痛についての本が タイムリーに届きました。 天気痛を治せば、頭痛、めまい、ストレスがなくなる! 作者: 佐藤純 出版社/メーカー: …

自分で自分に発達障害の暗示をかけない

自分に発達障害があることを知るのは、 長所や短所を客観的に把握して(発達障害者にはそれが難しい) 適切に改善を図るためには重要ですが、 ときにはそれが呪縛となることがあります。 特に気づいたばかりの頃や診断を受けて間もない頃に そうしたことが起…