それでも雨が降るときは

ホリスティックに発達障害とつきあう

日々の工夫

夏によく眠れないのは布団が重くないから?

いよいよ本格的な夏ですね。 まだ夜中はさほど暑くもないのに、 早くも睡眠が浅くなっています。 夜中に目が覚めることが急に増え、 朝起きてもどうもすっきりしない。 冷房をつけて寝ると、30度の除湿でも寒くて目が覚めてしまうので、 熱帯夜は扇風機を回…

カフェインとADHD

ちょっと前に、図書館で面白い本を見つけました。 カフェインの真実-賢く利用するために知っておくべきこと 作者:マリー・カーペンター 白揚社 Amazon この本については、別のブログにも書いたのですが、 カフェインがポピュラーになった経緯から、 合成カフ…

梅雨時は自律神経の乱れに注意

そろそろ関東も梅雨に入りそうですね。 この時期に気をつけたいのは、自律神経の乱れ。 最近は「気象病」という言葉もよく耳にするようになりましたが、 気温や気圧や湿度の変化で自律神経が乱れることで不調が起こります。 私も以前はよく気圧が低いと頭痛…

血糖値の上下を少なくする工夫 その2

前回の続きです。 血糖値スパイクも起こさず、エネルギー不足にもならないようにするには どうすればいいのでしょう。 血糖値スパイクを起こさないようにするには、 急激に血糖値が上がるような糖質の多いものは避けること。 特に小麦粉は、血糖値の上がりや…

血糖値の上下を少なくする工夫 その1

前回のブログからまたずいぶん経ってしまいました。 前回は夜間的血糖について書きましたが、 日中に血糖値の上下が激しく起こると夜間低血糖を起こしやすくなります。 そして、血糖値の安定は情緒の安定にもつながります。 うつなどの精神疾患と低血糖症の…

かつて朝出勤時にすでにフラフラだったわけ

久々にリブレという24時間血糖測定器を使ってみました。 私は糖尿病があるわけではありません。 発達障害者は血糖調節に問題があるとも言われていて かく言う私も、空腹時血糖は正常なのに、 食後高血糖になりやすく、その後で一気に血糖値が下がって 低血糖…

大きいサプリメントはこうすれば楽に飲める

以前にも似たような記事を書いたことがあります。 そのときの対処法は、錠剤カッターなるものを使うこと。 これで錠剤は2つに切れるんですが、 カプセル剤やソフトジェルは切るわけにはいかず、 その後も飲むのに苦労していました。 あれこれ調べた挙句、見…

スマホの見過ぎによる「自律神経うつ」に注意~補足

前回の補足です。ちょっと気づいたこと。 通常の「うつ」と「自律神経うつ」は違うものですが、 通常の「うつ」ではセロトニンが少なくなるので 結果的に「自律神経うつ」も招くことになり、 悪循環に陥るのかなと。 なぜかというと、セロトニンは抗重力筋の…

在宅ワークの工夫 その3

フリーランスで働いていると、 定期的な仕事の契約がない限り、 仕事には波があって、暇な時間が続くことがあります。 いくらインドで暮らした時期が長くて 物事が予定通りにいかないことに慣れた私でも、 ヴィパッサナー瞑想を毎日欠かさずやっている私でも…

在宅ワークの工夫 その2

前回の続きです。 ここからは、一時的にテレワークをしている人には あんまり関係ないかもしれません。 在宅ワークといっても職種によって違うとは思いますが、 時間管理は重要になってきます。 私がやっている実務翻訳の場合は、実際にこなした仕事の分しか…

在宅ワークの工夫

緊急事態宣言が延長されて、引き続きテレワークとなる人も多いかと思います。 私は最近は副業も始めたものの、10年来、フリーで翻訳の仕事をしているので 在宅ワークは今に始まったことではありません。 4月の初めは、取引先がテレワークに切り替えるために…

そろそろ汗をかく準備を

今日はずいぶんあったかくなりました。 というより、日中は暑いと感じたくらい。 昨日まで、朝晩少し電気ストーブをつけていたので 身体がびっくりしています。 そう、身体の準備ができていないことに気づきました。 体温調節が上手くないというのは発達障害…

家にいる間に気をつけるべきこと

緊急事態宣言が出されて、在宅勤務になったり、 家にいることが増えた人も多いかと思います。 私は元々フリーランスの在宅勤務なので、 それほど大きな変化はありませんが、 今月は仕事が激減しそうな雰囲気です。 なので、自由な時間も増えました。 この時…

発達障害の傾向がある人がカフェインを避けた方がよい理由

カフェイン飲料の好きな人は多いと思います。 1日に何杯くらい飲むでしょうか? 発達障害傾向のある人の中には、カフェインを摂ることで なんとか動けている人も少なくないのではないかと思います。 前にも書きましたが、発達障害者は血糖調節が悪く、低血糖…

ルーチン大好き人間が変化に慣れるには

自閉症スペクトラムの人間は変化が苦手だと言われています。 私も例にもれず、ルーチン大好きです。 そういえば幼稚園のとき、両親が共働きだったので、 バス停までの送り迎えは祖母がしてくれたのですが、 ある日、幼稚園からの帰りのバスがバス停に着いた…

自分に合った学習スタイルを見つける

新型コロナウイルスの対策として春休みが前倒しになって ドリルが飛ぶように売れていると聞きました。 オンラインで授業をしている学習塾もあるようですね。 政府の対策が適切かどうかというのはさておき、 ドリルやオンラインでの学習の方が実は合っていた…

糖質のドカ食いをやめるには

糖質のドカ食いは誰でもやりがちですが、 発達障害があると特にそうなるかもしれません。 発達障害者には血糖調節異常が見られることが多いらしく、 低血糖になりやすいという説があります。 それで、糖質制限をした方がいいという話になるのですが、 やみく…

大きいサプリメントを飲みやすくするには

iherbなどでアメリカ製のサプリメントを買ったことのある方はわかると思いますが、 アメリカ製のサプリって、ものによってはやけに大きくて、 飲みにくいものがあります。喉に詰まらせてしまったり。 そんな悩みを解決するグッズを今さらながら知りました。 …

マインドフルネスブームに想うこと~その2

前回の続きです。 では、マインドフルネスを人に勧めたいかというと、 確かに有用だけれど、発達障害がある場合は注意も必要かと思います。 マインドフルネスはGoogleが取り入れたことで有名になりましたが、 もともとは仏教の瞑想法だったものが宗教色が薄…

マインドフルネスブームに想うこと~その1

この頃はマインドフルネス瞑想が流行っているようですね(もう下火?)。 私もずっと瞑想をやっています。 私がやっているのはヴィパッサナー瞑想というもので、マインドフルネスの一種です。 ヴィパッサナーの10日間のコースを初めて受けたのはもう四半世紀…

「寝不足=眠い」では必ずしもない

朝晩だいぶ涼しくなって、夜も寝苦しくなくなりましたね。 私はクーラーが苦手なので、30度の除湿の設定でかけても 夜中に寒くて目が覚めてしまいます。 タイマーをかけると今度は途中で暑くて目が覚めてしまうし。 結局は、窓を開けて扇風機をつけて寝ると…

夏季うつにご注意

冬季うつというのはよく耳にします。 冬の日照不足によって起こる季節性感情障害です。 ところが最近、夏季うつという言葉も聞くようになりました。 夏季うつとは、夏バテの症状に精神的な不調を足したようなもの。 女性は男性の3倍、夏季うつになりやすいと…

アスペルガー当事者としての心得

先日、片づけをしていたら古いメモ帳が出てきて、 その中に「アスペルガー症候群当事者としての心得」なる メモ書きがありました。 たぶん、診断を受けてからそう時間のたっていない頃だと思うので、 十年以上は前のことだと思います。 自分で書いたのにすっ…

汗がかけないときは熱いお風呂に

ここのところ、どうも調子が悪い、しんどくてたまらないと思っていたら、 微熱があることに気づきました。 急に暑くなって、身体がついていっていなかったようです。 ちょっと前から温冷浴をしていたので、 30度くらいまでは体温調節ができていたのですが、 …

お米を食べるならササニシキ

ササニシキって、若い人はもしかして知らないでしょうかね。 昔は人気があったのに、気がつけばすっかり見なくなりました。 何で急にササニシキの話題をもち出したかっていうと、 実は、ササニシキは、コシヒカリやひとめぼれよりも 血糖値の上昇が若干緩や…

体温調節には温冷浴

5月に入ってあったかくなりましたね。 というより、暑いくらいの日もあります。 以前は急に気温が上がると、体温調節が上手くいかずに 身体に熱がこもってしまって大変でした。 暑くなり始めにはあまり汗がかけないのです。 夏にも、日中は微熱が出ることが…

発達障害者の血糖管理~糖質制限ってどの程度やればいいのか

発達障害者は過剰な糖質は摂らない方がよいということを 以前に書きました(定型発達でもよくないと思うけど)。 では、糖質制限ってどの程度やればいいんでしょう? 糖質制限の本はたくさん出ていますが、そのほとんどが 糖尿病患者向けかダイエットを目的…

キレート鉄のサプリの使用は慎重に

発達障害者の栄養不良でよく指摘されるのが鉄の不足です。 最近、一部の当事者や関係者のあいだで栄養療法が話題になっているようで、 特に、ある精神科医の著書が参考にされているようです。 私も読んでみたのですが、鉄のサプリメントとしてキレート鉄が奨…

発達障害者の血糖管理~24時間血糖測定器を使ってみる

前回はACON社製の血糖測定器で実際に血糖を測定したお話をしました。 何でそんなことしてんの?糖尿病?と思った方は、こちらから読んでみてください。 やっぱり予想通り、糖質が多い食事をすると血糖値スパイクを起こしていたので 夜間低血糖を起こしている…

発達障害者の血糖管理~実際に血糖値を測ってみる

引き続き、血糖管理の話です。 何の話?と思う方はこちらをまずどうぞ。 じゃあ、いったい、低血糖になっているかどうかって どうしたらわかるのかって話になると思います。 正確に知るには、5時間糖負荷検査というのを受ける必要があります。 75gのブドウ糖…