今日は関東は晴れていますが、まだ大雨の地域も多いと思います。
昨日は全国的に雨でしたが、図書館にリクエストしていた天気痛についての本が
タイムリーに届きました。
私も気圧の変化に伴って体調も悪くなることはありますが、
そういえば、昔ほどではなくなりました。
この本によると、天気痛の症状は、めまいや眠気、古傷の痛み、
不眠やうつなど多岐にわたり、気圧の変動による交感神経の乱れ
が原因だそうです。
急に低気圧になるときだけでなく、高気圧になるときも
自律神経が乱れやすいらしいです。
内耳のリンパ液に関係する受容チャンネルが気圧変動を感じると
前庭神経が興奮してその情報が脳に伝わるので、
「内耳が敏感な人」が天気痛になりやすく、そうした人は
乗り物酔いにもなりやすいそうです。
私も電車は大丈夫なのですが、車やバスはどちらかというと苦手です。
もちろん、天気痛の対策は、自律神経を整えること。
この本では手首の内側にある「内関」という酔い止めのツボ押しや
耳のうしろのツボ押しや耳のマッサージなどが対策として挙げられています。
そのほかにも、栄養や運動の大切さや、寝る前のスマホは厳禁など、
ごくごく当たり前のことが書かれています。
つまり、生活習慣を改善することが天気痛対策にもなるのですね。
天気痛の管理用の「頭痛~る」というスマホアプリもあるそうです。
気圧計と天気予報と日記帳がセットになったもので、
自分の体調を記録することで、それが天気と関係があるのか、
高気圧と低気圧のどちらに変わるときに体調が崩れやすいのかなどが把握でき、
つけていくうちに、天気予報からいつ頃体調が崩れやすくなるのかを
予測できるようになるそうです。
それから重要なのは、ストレートネックも気圧の変化に過剰に反応する
要因として挙げられていることです。
ストレートネックは、よくPCやスマホの見過ぎで長時間首が不自然な
状態にあるとなると言われていますが、自閉圏の人間も、
猫背で首が前に突き出ていることが多いと言われていますよね。
これが聴覚過敏の一因だという説もあります。
ストレートネックについても治し方はあります。
矯正用の枕もあって、ただ頭を載せているだけのものもあるようですが、
体操用のものの方が効果があります。ちょっとお値段は張りますが。
実際に使っていますが、首がずいぶんと楽になりました。
また、自律神経の乱れですから、自律訓練法ももちろんいいでしょうね。
やり方は、下のサイトに詳しく載っています。
ということで、気圧が大きく変化するたびに体調不良に悩まされている人も
改善できますよ。