トラウマやフラッシュバックを改善する手法
発達障害があると、フラッシュバックを起こすことがよくあります。
過去の辛い出来事を当時の感情を伴ってありありと思い出します。
そうすると、動けない、前に進めない、なんてことになるわけで、
人生そのものが停滞することにすらつながります。
トラウマ解消法としてはEMDRが有名ですね。
辛い出来事や感情を思い出しながら眼を左右に動かすだけという
オカルトチックなものですが、科学的にも効果は示されているようです。
専門のクリニックもあるようですが、自分でもできます。
You Tubeにいくつか映像があるので、自分がやりやすいものを
探してみるといいと思います。
そのほかには、タッピング(EFT:感情解放テクニック)という手法があります。
これは、感情を感じながら、身体のいくつかのツボを指先で
トントン叩くだけ、というシンプルなものです。
トラウマやフラッシュバックというほどの深刻なものでなくても、
ちょっとした嫌な感情の取り扱いにも使えます。
本も何冊か出ていますが、この本はわかりやすかったです。
- 作者: ロベルタテムズ,浅田仁子
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2009/04/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 41回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
キャパシターというトラウマケアに取り組む団体のHPに
無料でダウンロードできる緊急時の簡単ヒーリングマニュアルがあって、
ここでもタッピングが紹介されています。
ほかにも呼吸法や指にぎりなどの手法も載っています。
あとは、緊急時の感情ケアといえば、フラワーエッセンスでしょうか。
バッチフラワーエッセンスのレスキューレメディは有名ですね。
iherbでも買えます(紹介コードが必要な方は「BBF422」を使ってくださいね)。
トローチやクリームなどもあるのが嬉しいところです。
私自身は、フラワーエッセンスはオーストラリアの
ブッシュフラワーエッセンスを使っています。
感情ケアとしては、アロマセラピーもいいと思います。
好きな香りのボトルやアロマペンダントを持ち歩いたりして
ストレスを感じたときに嗅ぐというのもいいですよ。
嗅覚は唯一、感情の座といわれる大脳辺縁系に直接伝達されるそうなので、
即効性があります。
私自身は、長年やっているヴィパッサナー瞑想の応用で乗り切ることが
ほとんどでしたが、いろいろな手法を知ると、
瞑想より手っ取り早く乗り切れるものもあると感じました。
このように、感情の緊急時のケア手段をいくつも用意しておくと
いざというときに役立ちますよ。