発達障害の診断経緯 その1 最初のクリニック~地球のリズムに合わない人?
診察の当日。
ドキドキしながらクリニックを訪れました。
おそらく50代の女の先生で、アスペルガー症候群かどうか
検査をしてほしいと言ったところ、
「あら~、あなた、全然普通じゃな~い。
アスペルガーって見たことあるの?みんなもっと変よ。」
と言われました。
あれこれ説明しても全然わかってもらえず、
「人と交わるのが苦手なら、このクリニックで子どもたちを集めて
たまに催し物をやってるから、あなたも参加してみない?」
と言われました。そういうこととは違うのだけれど。
しまいには、
「あのねぇ~、世の中には地球のリズムに合う人と合わない人がいるの。」
と目が点になるようなことを言われました。
あら、ここ、精神科だよね?
私、間違えてスピリチュアルヒーラーのところにでも来ちゃったかしら?
と一瞬思ったけれど、これは本当の話です。嘘みたいだけれど。
それでもめげずに、
これまでの生きづらさが自分の努力不足によるものなのか、
生まれつきの脳の問題によるものなのか知りたいだけだから、
とにかく検査をしてほしい、の一点張りで
何とか知能検査をしてもらいました。
(続く)